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留学Q&A / 一般【両替】

為替レートの種類について

一口に為替レートと言っても、実は幾つか種類があります。
例えば三菱東京UFJ銀行の為替相場一覧表には、【T.T.S.】、【ACC.】、【CASH S.】、【T.T.B.】、【A/S】、【D/P・D/A】、【CASH B.】の7つのレートが載っています。

しかしこの中で留学、ワーホリに関係する為替レートは

【T.T.S.】= 電信売り相場 = 海外銀行に送金する際のレート
【CASH S.】= 現金売り相場 = 日本円現金でNZドル現金を買う際のレート

この2つだけ、それ以外は無視してしまってOKです。

また同様にニュージーランドのANZ銀行では、

【Bank Buys Cheque】= 日本円T/CでNZドル現金を買う際のレート
【Bank Buys Note】= 日本円現金でNZドル現金を買う際のレート

上記の2つが重要になってきます。
ちなみにT/Cとはトラベラーズチェックの事、詳しくは後述致します。

で、ある日の為替レートを見てみると、下記のようになっています。

日本国内で
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海外送金手続きをする【T.T.S.】
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65.92円
日本円現金でNZドル現金を買う【CASH S.】
72.62円
NZ国内で
日本円T/CでNZドル現金を買う【Bank Buys Cheque】
65.43円
日本円現金でNZドル現金を買う【Bank Buys Note】
67.82円

とりあえず【日本国内で日本円現金からNZドル現金に換える】場合、突出してレートが悪くなっています。

「ん?じゃ、つまり日本国内でNZドル現金に換えたら損って事?('-'*)」

そう、その通りです!
まず第一に、これは避けておきたい所です。

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為替レートの種類、おかわり

また最近良く頂くご質問に、こんなのがあります。

「実は為替の専門サイトで毎日為替レートをチェックしているんですが、今日は1NZドル=63.61円になっていたんですね。
でも郵便局に行って送金しようと思ったら、今日の為替レートは65.92円だって言われました。

またサザンクロスのHPにも為替レートが毎日載っていますが、こっちは65.43円と67.82円になっています・・・これ、なんか高くないですか?('A`)
結論として63.61円で送金するには、どの銀行に行けばいいんでしょう?」

この点、先に結論を書いてしまえば

「世界中どの銀行でも63.61円で換金・送金する事は出来ません」

という事になります。ちょっとこれ、詳しく書いてみますね。

マーケット・レートについて
これは為替市場で表示されている基本レートであり、全てのレートはこれを基に決められています。
ちなみに最近流行りのFXをやっている方なんかはこのレートを見る事になります。上記の文章だと63.61円というのがこのレートですね。

しかし実際にはこのレートでNZドルへの換金は出来ません。その理由は銀行なりFX業者なり、取り扱い業者が手数料を上乗せしているからです。

「え?それってどういう事?(´・ω・)」

大雑把に言えばこのレートは国と国の経済力の強さで決まる基本レート、これを目安にして銀行やFX業者は金融商品を作っているのです。

つまり一般の流通で言えばこの63.61円は問屋さんの卸値なんです。もしくは原材料費みたいなものです。

これをマックのフライドポテトで言えば【原材料のジャガイモが50円】というのと同じ、その値段でフライドポテトという商品を買う事は出来ません。
海外送金レートについて
次に海外送金レート、これは既に銀行の商品となっている為替レートです。上記で言えば郵便局で言われた65.92円の部分です。

とりあえずこのレートは実際に紙幣を扱うわけではなく、銀行間で数字をやりとりするだけなので(・・・と書くとかなり乱暴ではありますが、ざっくりと理解する上で、便宜上そう考えておきましょう)、とにかく 現物を扱うわけではないので流通が簡単、その分の値段が抑えられているイメージです。

・・・って事でこれ、マックで言えば【フライドポテトの商品券が100円】といった感じです。実際、ポテトの実物を扱うわけではないので、多少の割引が効いているんですね。

→ 出発前、英語学校への銀行送金はこのレートになります
  某月某日の場合、日本の銀行の【T.T.S.】= 65.92円 が適用されます
換金レートについて
これは実際に現金を受け取る場合のレートです。上記で言えば72.62円や67.82円の部分であり、マックで言えば【商品であるフライドポテトの現物が120円】といった感じです。

とりあえずこのレートは実物としての現金/貨幣を用意する必要があるので非常に手間がかかり、銀行や取り扱い業者も一定のリスクを負う必要があります。当然、その経費についてはレートに上乗せされてしまいます。

・・・が、まぁ、その分、かなり便利です。

1万円札を出して50ドル札を3枚受け取る、のように、非常に分かり易い換金となります。

→ NZ出発前、日本でNZドル現金に換金する際はこのレートになります
  某月某日の場合、日本の銀行の【CASH S.】= 72.62円 が適用

→ NZ到着後、現地でNZドル現金に換金する際はこのレートになります
  某月某日の場合、NZの銀行の【Bank Buys Note】= 67.82円 が適用
  もしくはT/Cを使って【Bank Buys Cheque】= 65.43円 が適用

■ 日本で換える?NZで換える?
上記の例で言えば日本円現金をNZ国内銀行で換金するなら67.82円(もしくはT/C利用で65.43円)ですが、同日・同時刻に日本の銀行で換金すると72.62円になってしまいます。つまり日本でNZドルを貰おうとすると1ドルあたり5円も損する、という事になります。

これは日本の銀行の方が手数料を多く取っているからなのですが、とにかく【日本国内ではNZドル現金に換えない方が良い】という点だけはしっかりと把握しておかなければなりません。
・・・と、説明すればする程、混乱を引き起こしてしまう気もするんですが、チェックしているサイトによって為替レートが変わるのは上記のような理由です。

現状でどのレートを見るべきなのか、これを機会に正確に把握しておきましょう。

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日本円建てトラベラーズチェックについて

トラベラーズチェックとはクレジットカード会社や大手銀行が発行している一回使い切りタイプの旅行者用小切手の事、通常はTC、T/Cなどと表記され、額面は米ドル、ユーロ、日本円など、世界の主要通貨が用意されています。
またその利用方法は、

【1】 日本の銀行などでT/Cを購入
【2】 T/Cを持って当該国に渡航
【3】 現地銀行で現地通貨に換金
【4】 現地通貨を受け取る

という流れになります。利点としては安心、お得、便利の3点が挙げられます。

安全性ついて
T/Cは小切手なのでサインした本人しか使う事が出来ません。更に万が一紛失・盗難にあった場合にも再発行が可能です
どのT/C会社のどのT/Cでも、警察発行の紛失証明書と購入控えの2つがあれば、数日で再発行手続きが完了します。
為替レートの良さ
T/Cは現金に比べて為替レートが有利に設定されています
発行時に手数料が1.7-2.0%かかりますが、それを考えてもまだまだ好レートです。つまり現金から直接両替するより一度T/Cを経由する方がより多くのNZドルを手に出来るようになっています。

また現在、NZにあるほぼ全ての銀行で【日本円現金】と【日本円建てT/C】は【NZドル現金】への両替が可能です。

具体的な手続きとしてはNZの銀行窓口でT/Cと一緒にパスポートを出すだけでOK、5分後にはNZドル現金を手に出来ます。とても簡単な手続きなので英語を話す必要すらありません。
もし余っても問題ありません
今回の留学で余ったT/Cは日本の銀行で日本円現金に戻せます。
例えば「1万円の日本円T/Cを10枚作り、9枚使って1万円分が余った」場合、日本に戻った際に空港や市内の銀行で1万円札に換金出来ます。
なんで為替レートが良くなるのか、説明プリーズ!
【日本でNZドル現金に換えない】という事は【NZに日本円を持ち込む】という事なんですが、この際の選択肢として

■ 日本円現金→NZドル現金
■ 日本円T/C→NZドル現金

の2つがあるわけです。
で、後者のT/Cの場合は現金を取り扱う面倒やリスクが軽減するので、銀行側がその分の手数料を下げているんです。イメージとしてはマックの商品券、1000円分を買うと1050円のポイントになる、という感じでしょうか。

実際に上記の例でも1ドルにつき(67.82円-65.43円)= 2.39円もT/Cの方がお得になっています。ですから日本円T/Cを作る際の手数料2%を考慮しても、T/Cの方が断然有利になっています。

・・・と、以上を基礎知識として更に詳しい説明は銀行員さんから直接して貰ってみて下さい。具体的な計算例や過去の実例を挙げて丁寧に説明して貰えます。

ただここで注意点が一つ。

T/Cを購入する際は必ず日本円建てT/Cをご指定下さい
NZドル建てや米ドル建てにすると為替レートが悪くなります。額面としては5万円や10万円をメイン、1万円のT/Cは10枚程度で十分です。

「え?それってどういう事なの?なんでNZに行くのに日本円T/Cなの?('-'*)」

これは日本で換金するよりNZで換金する方が為替レートが良いからです。ですからNZの銀行受付にT/Cを出すまで、日本円という名義で資金を持っておいた方がいいんですね。

・・・が、まぁ、とにかく良く分からない場合でも銀行員さんに

「総額100万円を額面5万円の日本円T/C20枚に替えたいので、ちょっと詳しく説明して貰えますか?('-'*)」

のようにご相談下さい。それで全て通じます。

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販売会社名
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発行手数料
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販売方式
三井住友 2.0% ネット販売
セシール 1.7% ネット販売
ゆうちょ銀行 2.0% 全国の郵便局で
どこで買えばいいんでしょう?
上記で便利なのは三井住友とセシールです。ネット販売で自宅までT/Cを郵送して貰えます。

値段で選ぶならセシール、発行手数料が他に比べて0.3%お得です。
またキャッシュバック・キャンペーンがある時期も多いので、こまめにチェックしてみましょう。

また安心なのはゆうちょ銀行、近所の郵便局で購入が可能です。
詳しい説明を受けながら購入出来ますし、万が一の際にも対面で手続き出来るという部分があるので、最初はゆうちょ銀行で買ってみる、という方も多いです。

過去の弊社ご利用者さまの割合としては、セシールが8割、ゆうちょ銀行が2割といった所です。

その他の都市銀行、地方銀行、信金などでも取り扱いがあります。詳しくはお近くの金融機関に直接お問い合わせ下さいませ。
T/Cのサインについて
T/Cのサインはパスポートと同じものにするのが鉄則、パスポートのサインが漢字ならば漢字で、英語であるのなら英語でサインして下さい。T/Cパスポートと違いサインをしている場合はトラブルの元になり、NZの銀行で
「このT/C、パスポートの所持者である貴方のサインでは無いので、換金が出来ません」
と言われてしまう事になりかねません。

「えー、でも英語でサインしたら、落とした時には拾った人に真似されちゃうし・・・(´・ω・`)」

いえ、貴方のサインは他人には絶対に真似出来ません。
だからこそ欧米ではサインを重要視していますし、だからこそ銀行側はパスポートの提示&サインの確認を徹底しているのです。喩えて言うならパスポートとT/Cのサインが違うというのは実印証明を付けつつ認印を押すようなもの、それでは本人確認になりません。

「それじゃ、私はパスポートが英語のサインだから、T/Cも英語のサインになるの?それで問題ないの?('-'*)」

それで問題ありません。
ここでポイントとなるのはサインは暗号ではないという点です。むしろサインは本人の証明として使われるもの、ですからサインを解りづらいものにすればする程、またパスポートに記載されているサインと違うものを使った場合は自分自身の証明が難しくなってしまうのです。

とにかくサインはパスポートと同じように、これが西洋社会におけるサインの基本ルールです。

詳細はこちらNZ到着後【生活編】 / 具体的な両替方法


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海外送金の種類


アラート!  ここからしばらく、延々とつまらない話しが続きます(笑)
 お時間が無い方は次の項目に進むのをお勧めします。
NZに海外送金をする際に取れるオプション、NZドル建て送金と日本円建て送金の2つがあります。
ここではその2つの違いを確認していきます。

NZドル建ての海外送金
これは送金すべきNZドルを最初に指定して日本国内でNZドルに換金→NZに送金する方法で、英語学校への支払いの際には必ずして頂く手続きです。

為替レートは日本の銀行の【T.T.S.】が適用、NZ国内でT/Cから現金に換金するのと比べても大きな損はありません。

ただし送金の際には1回につき2000~4000円程度の送金側手数料、そして1000~3000円程度の受け取り側手数料が発生します。

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金融機関名
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手数料詳細
ロイズTSB銀行
(3.0~3.5千円)
送金手数料として2000円
受け取り側手数料は15 or 27ドルを上乗せして送金。
(15ドルになるか27ドルになるかは、送金先銀行により変わります)
citibank
(3.5~6.0千円)
送金手数料として4000円 + 1ドルあたり1円
また前月の口座維持費が20万円以下の場合は2100円/月の手数料が発生します。いずれにせよcitibankは預金額によって手数料が大きく変わりますので、詳しくは窓口までお問い合わせ下さいませ。
受け取り側手数料は10 or 25ドルを上乗せして送金。
(10ドルになるか25ドルになるかは、送金先銀行により変わります)
ゆうちょ銀行
(3.5~4.5千円)
送金手数料として2500円
受け取り側手数料は10 or 25ドルを上乗せして送金。
(10ドルになるか25ドルになるかは、送金先銀行により変わります)
三菱東京UFJ
(7.0千円)
送金手数料として4000円
受け取り側手数料は3000円
三井住友銀行
(6.5千円)
送金手数料として4000円
受け取り側手数料は2500円

受け取り側手数料って何?
海外送金には送金手数料が【送金側手数料】と【受取人側手数料】の2種類あり、送金時にその両方をお支払い頂く必要があります。

またその運用方法として【送金額に現地通貨を上乗せ】と【日本で先払い】の2種類があり、ゆうちょ銀行などでは前者の上乗せ方式、三菱東京UFJ銀行などでは後者の先払い方式を執っています。

ですから例えば英語学校費用として5000ドルを送金する場合、

■ ゆうちょ銀行からのご送金
 【送金側手数料】= 2500円
 【受取人側手数料】= 10-25NZドルの上乗せ方式
ご送金頂くNZドルは【留学費用5000ドル】+【受取人側手数料の10 or 25ドル】なので【5010ドルか5025ドルのいずれか】となり、これ以外に送金側手数料が2500円掛かります。
つまり手数料の合計は2500円+10 or 25NZドル=4500円以下という事に。

■ 三菱東京UFJ銀行からのご送金
 【送金側手数料】= 4000円程度
 【受取人側手数料】= 3000円程度
ご送金頂くNZドルは【5000ドル】のみ、これ以外に送金側手数料が4000円、更に受取人側手数料が3000円掛かります。
つまり手数料の合計は日本円で4000円+3000円=7000円という事に。
あれ?各銀行で為替レートに違いはないの?
これ以外に気になるのは各金融機関の為替レート、詳細については送金日・送金時刻に拠って変わるのでなんとも言えませんが、citibank、ロイズTSB銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行はほぼ横並びです。

ある日の【T.T.S.】レート :

 citibank / 64.87円(+為替手数料1円)
 ロイズTSB銀行 / 65.91円
 三菱東京UFJ銀行 / 65.92円
 ゆうちょ銀行 / 65.92円
 三井住友銀行 / 66.50円

とりあえず三井住友銀行はちょっと高いようですね。。(´・_・`)

またcitibankは送金する際に1円の手数料が乗ってくるので、実際にはロイズTSB銀行と変わりません。1万ドル送金をして400円得する程度です。
で、citibankに口座を持っていなければ送金手数料は4000円+(10or25ドル)、それを考えると逆にマイナスになってしまいます。

とりあえずcitibankで有利なのは口座に100万円以上を維持出来て且つ、1万ドル程度の送金をするケースのみです。それであれば送金手数料が2000円になりますので、ロイズTSB銀行に比べて為替で400円くらい得します。

そうなると通常、考えるべき選択肢はロイズTSB銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行くらいになるかと思います。

具体的な送金方法については上記の各サイトで説明がありますが、基本としてはどこも同じ流れです。

 ○ 送金先詳細を用意(英語学校の口座番号や銀行口座名義など)
 ○ 何ドル送金するかを告げる
 ○ 「手数料を含めて○万円です」のように計算表が出され
 ○ その通りの日本円を窓口に支払う

一般的な手続きの流れはこんな所です。

とりあえず値段で選ぶとロイズTSB銀行ですが、弊社での過去の例では国内最安値から見て1000円程度を払う事で利便性を買えるゆうちょ銀行からのご送金を選ばれる方が9割を超えています


日本円建ての海外送金
これは日本円を送金→NZ国内銀行でNZドルに換える方法であり、例えば50万円を送金した場合でも受け取り額は7500ドルだったり、7600ドルだったり、その日の為替レートによって変わります。

ちなみに為替レートはNZ国内の【Bank Buys TT】が適用されるので考え得る限り最も有利になるのですが、それでも送金額を指定出来ないものなので、英語学校への支払いなどには適しません。

ですからこれはNZ到着後、日本のご家族からご自身の銀行口座に送金して貰う場合などに利用する送金方法です。それ以外で使う事はほぼありません。

そして手数料について、例えばロイズTSB銀行から日本円建てでNZ国内の銀行に送金する際には通常の送金手数料2000円以外に受け取り側の手数料の10ドルもしくは25ドル、更にそれ以外に円為替取扱手数料として送金額の0.1%(もしくは最低でも1500円)が掛かります。

詳細はこちらロイズTSB銀行サイト / 海外送金サービスについて

いずれにせよこれは中級レベルの海外送金方法、ご利用をお考えの方は手続き方法、詳細を十分にご確認下さいませ。

それでは上記を踏まえ、実際の為替レートをシミュレートしてみましょう。

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2011年某日の為替レート
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三菱東京UFJ銀行
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ANZ銀行
円現金→NZドル現金 72.62円 67.82円
円T/C→NZドル現金 取り扱い無し 65.43円
NZドル建ての海外送金 65.92円 1NZD=1NZD
日本円建ての海外送金 1yen=1yen 64.95円

上記の通り、同日・同時刻の両替であればNZ国内で両替する方が1円安く換金出来ます。つまり1万ドルを送金した場合、1万円も得するわけですね。これは素晴らしい。

とりあえずこの為替レートで英語学校費用も支払えればベストなんですが、こればかりは仕方ない所ですね・・・(´□`*)


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為替変動リスクの軽減


アラート!  で、ここから更にまた、つまらない話しが続きます(´□`*)
 お時間が無い方は結果だけ見るのをお勧めします。
さて上記を踏まえて各々の方法で日本円からNZドルに両替をした場合、どれだけのNZドルを手に出来るかを考えてみます。

例えば100万円をNZドルに換えた場合、全ての手数料を考慮すると以下のようになります。

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換金方法
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手に出来るNZドル
【日本国内で】円現金→NZドル現金 13770.31ドル
【日本国内で】NZドル建て送金(ゆうちょ銀行) 15106.98ドル
【日本国内で】NZドル建て送金(ロイズTSB銀行) 15114.86ドル
【日本国内で】日本円建て送金(ロイズTSB銀行) 15325.30ドル
【NZ国内で】日本円現金→NZドル現金 14744.91ドル
【NZ国内で】日本円T/C→NZドル現金(ゆうちょ銀行) 14972.83ドル
【NZ国内で】日本円T/C→NZドル現金(セシール) 15018.69ドル

なんせ日本国内でNZドル現金を買うのはNG、と。また手に出来るNZドルが最大化するのは日本円建て送金、というのが分かります。

で、NZドル建て送金についてはロイズTSB銀行、ゆうちょ銀行、殆ど差がありません。それなら利便性を買ってゆうちょ銀行がベターかな、と。
やはり英語学校関係費用は、ゆうちょ銀行からの送金で間違い無さそうです

「あ、じゃ、残りの生活費についてはNZ到着後に現地で銀行口座を開設→家族に頼んで日本円建て送金して貰ったらいいのかな?(´・ω・`)」

・・・って考えてしまいがちですが、話はそれ程単純でもないんです。

到着後、ある程度の滞在資金が必要です
確かにご指摘の通りなのですが、実際には現地で銀行口座を開くまでに時間が掛かるので、ある程度の滞在資金を別に用意しなければなりません。

具体的にはバスの定期代金や昼食代、銀行口座開設の際に預け入れる現金が必要になるのですが、万が一送金が遅れた時の為にも、最低10万円は用意しておきたい所です。

そしてこの滞在費については日本円T/Cの購入で一択、つまり100万円の資金があった場合、
  • 例えば100万円の資金で
  • 留学関係費用が40万円だった場合
  • 40万円はNZドル建てで英語学校に海外送金
  • 10万円は日本円T/C購入で一択
  • 残りの50万円程度についてを考える
ここまでが自動的に確定します。
つまり留学費用の両替はその全額で考えるのではなく、学校関係費用と10万円を引いた残りの額で考える必要があるわけですね。
一括で両替する事のリスクについて
密かにT/Cには小まめに両替出来るという隠れた利点があります。

NZドルの為替相場は1日で1円、1ヶ月で10円動くのも珍しくありません。半年で30円動く事もままあります。
その状況下で一括で全てを両替するのは、大きなリスクを負う事になります。

「え?でも、もし円安になったら得するんじゃないの?(´・ω・`)」

これは勿論その通り、全額をNZドルに換えた後に円安になれば、差益で大きく得をします。

・・・が、問題は実際に得をするか損をするかという事ではなく、一回で全資金を換える事で、円高or円安のギャンブル状態になってしまっている点にあるのです。良い目が出たら10万円のプラス、悪い目が出たら10万円のマイナスっていうの、ちょっと怖い所です。

しかしこの点、両替のタイミングをNZ滞在の前期・後期と2回に分けていれば損得は1/2になり、3回に分けていればリスクを1/3に圧縮出来ます。

「つまり何度かに分けて換金すれば大きく得もしないけど、大きな損もしないってこと?(´・ω・`)」

そう、その通りです!

そして海外送金の手数料は送金回数によって50ドルずつ増えてしまいますが、T/Cの手数料は換金時の5ドルしか増えません。

この点に注目して日本円T/Cを利用&換金回数を増やす事で為替変動に対するリスクヘッジを取るというの、大きなアドバンテージになってきます。

と、上記を踏まえて例えば現状の留学費用から学校関係費用と10万円を引いた残りの額が100万円だった場合、【日本円T/C持ち込み】と【日本円建て送金】の差は

15325.30ドル - 15018.69ドル = 306.61ドル

です。
・・・って事は、もしもNZ到着後に1度でも1円50銭の円安になったのならプラスになるレベルです。

同様に留学費用から学校関係費用と10万円を引いた残りの額が50万円だった場合、手数料の差が縮まるので【日本円T/C持ち込み】と【日本円建て送金】の差は

7634.77ドル - 7506.84ドル = 127.93ドル

となり、1円10銭の円安があればプラスになります。

いずれにせよ1円程度の値動きならば数時間で起こるNZドル為替相場、目先のレートに惑わされずに取れるヘッジを取っておくの、賢明な判断だと思います。

T/Cのキャンペーンは要チェックです!
ここ最近、アメリカンエクスプレス系のT/Cはキャッシュバック・キャンペーンをよくやっています。

具体的には50万円で1%のキャッシュバック、100万円で1.2%のキャッシュバックとか、そんな感じなんですが、1%のキャッシュバックがあるのなら有無を言わさず日本円T/Cを購入しておくといいかなぁ、と。

まぁ、個人的にはこのキャンペーンが無くても、100万円までは日本円T/Cを買っちゃってOKだと思います。です。

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一番有利な両替方法は?

以上までを踏まえた上で、あくまで私の個人的な見解・参考として留め置き頂きたいのですが、一番有利な両替方法は以下のようになってくるかと思います。

学費を支払った後のNZ滞在資金が100万円以下の場合
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英語学校への海外送金
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ゆうちょ銀行からの海外送金(NZドル建て)
生活費用の持ち込み
クレジットカードの引き下ろし銀行の口座に5万円程度を入れておき、残り全額は通販のセシール、 もしくはゆうちょ銀行にて日本円建てT/Cを購入。
(キャンペーンの有無、要チェックです!)
学費を支払った後のNZ滞在資金が100万円以上の場合
英語学校への海外送金
ゆうちょ銀行からの海外送金(NZドル建て)
生活費用の持ち込み
クレジットカードの引き下ろし銀行の口座に5万円程度を入れておき、残り資金の半分までを通販のセシール、もしくはゆうちょ銀行にて日本円建てT/Cを購入。
(キャンペーンの有無、要チェックです!)

残り半分の資金はNZ到着後、ご家族に頼むなどしてロイズ銀行から円建てにて海外送金
ただし事前の手続きが面倒な場合やT/Cのキャンペーンがある場合、これも日本円T/Cに換えてしまって良いかと思います。

・・・と、随分細かく見てきましたが結論はシンプルになりました (´□`*)
基本としては上記の通り、ゆうちょ銀行と日本円建てT/Cの組み合わせで問題ないかと思います。

詳細はこちら出発準備【学校編】 / ゆうちょ銀行からの海外送金

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クレジットカードを利用する

現在、NZの銀行ATMでは殆どの日本のクレジットカードに対し、キャッシング・サービスを提供しています。つまり現地ATMでNZドル現金を引き下ろせるわけですね、これは中々に便利です。

それではまずはクレジットカードを利用した際の為替レートと利息について、以下に代表的なカードの参考例を出してみますので、ご確認下さいませ。

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クレジット会社
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利息
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為替レート
三井住友VISA
三井住友master
年率18.0%以内 ショッピングはVisaの換算レート+1.63%。
海外キャッシュサービスには+1.63%の手数料はかかりません。
ご利用には事前登録が必要です。
JCB 年率18.0%以内 ショッピングはJCB基準レート+1.60%
ただし海外キャッシュサービス/一回払いは+1.60%の手数料はかかりません。
各クレジット会社の換算レート
基本的にクレジット会社の換算レートは非公開ですが、一般的にはニューヨークやロンドンの固有銀行のTTSレート、もしくは市場相場の仲値になっていると考えられています。
JCBは上記の通り公開しているので、こちらを参考にしてみて下さい。

と、上記の通りでクレジットカードについては【日本からNZドル建て送金した際のレートに通常のキャッシングの利息分が付く】という風に考えておけばOK、通常であれば1万円の一回払いの利息はせいぜい300円程度ですから、日本円T/Cからの両替に比べて、ちょっと悪いレートって感じです。

・・・ってこれ、何気に安いですよね。結構、便利です。

上記の注意点
上記はあくまで参考例、実際にはご加入プランやカードの種類によっても為替レートや手数料は変わってきますし、現地ATMの手数料が掛かるケースもあります。
例えばセゾン系カード、JR系カード、それぞれに違ったルールが適用されているようです。

またキャッシュサービスには毎月の上限額がある点、更にNZのATMで引き下ろせる額にも上限がある点(通常、800ドル/日と設定されています)、注意が必要です。

ちなみにVISAとmaster、Amexは大抵どのATMでも使えますが、JCBはちょっと弱いかと思います。。

いずれにせよ詳細については必ず各カード会社にご確認下さいませ

と、上記を踏まえるとクレジットカード、これをメインに据えるのは微妙ですが、サブとして使う分には中々に悪くありません。

「普段は使わないけど、万が一の際にはサッと使える! ( ゚∀゚)ノ◇」
「しかも利息、思っていた程高くない!(・∀・ )」
「NZの殆どのATMで、すぐにお金を引き出せる!(゚ 3 ゚)」

結構使える優れもの、1枚は持っておくと良いかと思います。

両替のツールとしてよりは・・・
上記の通りクレジットカードは結構使えるツールなんですが、それとは別に海外では【クレジットカードを持つ事自体がその人物の信用に繋がる】という側面があります。
実際、高級ホテルに宿泊する際やレンタカーを借りる際などにはクレジットカードの提示を求められます。

以上を考え合わせるとクレジットカード、身分証明の為にも1枚は作っておくと良いでしょう。

詳細はこちら出発準備【生活編】 / 各種カードについて


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国際キャッシュカードはどうなの?

これは海外のATMで払い出しが可能な日本の銀行カード、その手数料も100円だったり無料だったりと非常に便利なサービスです!・・・って事で地味に流行っているようですが、実際には、、

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銀行名
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引出し手数料
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為替レート
三井住友銀行 100円 visaの換算レート+5%
新生銀行 無料 visaの換算レート+4%

普通にクレジットカードの海外キャッシング利用に比べてもレートがべらぼうに 悪いですし、IDにもなりませんし、NZのATMには800ドル/日の限度額があるのでまとまった額も下ろせないですし、T/Cと違って国外での再発行も出来ませんし、個人的には国際キャッシュカードを持つ理由、1ミリも思いつきませんでした

つか、なんでこんなのが流行ってるんでしょう?(´д` )

世の中って本当、分からない事だらけですよ。。

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金融業者の円送金を利用するのはどうなの?

これは一部の旅行代理店などで紹介される両替方法で、為替ブローカーや金融ブローカーを通して両替する方法です。

とりあえず現状で日本からNZに海外送金するのならこの方法が一番安いんですが、利用するにあたってはまず第一に信頼出来る金融業者・為替ブローカーを選ぶ事から始める必要があります。

実際、どんなに有名で世界的なブローカーであっても銀行ではありませんので、倒産すればそれで終わりです。例えば留学資金を預けた翌日に会社が倒産した場合でも、当たり前ですがペイオフ(預金保険制度)などの銀行法は適用されません。

そんなわけで100億、200億といったマネーが1秒で吹っ飛ぶ国際金融業界において、送金中の1-2週間くらいは潰れないであろうブローカーを探さなければなりません。ぶっちゃけ、私には探せませんが。。

「それでも為替レートが安いから利用したい! ヽ(`д´)ノ」

これはあくまで個人的な見解ですが、例えばその送金で数千円、もしくは数万円のプラスがあったとして、銀行でも無い金融ブローカーに数十万円、数百万円単位でお金を預けるのは、本当に賢いやり方でしょうか?
銀行ですら潰れるこのご時勢に、木を見て森を見忘れてはいませんか?

「いーや、このご時勢だからこそ、これが賢いやり方なんだよ!
金融会社って言ったって、そこまで簡単に潰れるわけがない!心配し過ぎ!たぶん大丈夫!だからオレはこのブローカーの円送金を利用するよ!」

・・・(;´Д`)マジデスカ... ソウイウ カンガエモ アルンスネ...

ブローカーの円送金を利用する際には「結局日本円を幾ら支払い、全ての手数料を引いた後に手元に残るのは何ドルになるのか」を計算して貰い、「ロイズTSB銀行の円建て送金を利用した際のレートと比較」し、更に「送金後、何日経った所でその金額を受け取れるのか」、「どの様な方法で受け取るのか」、「もし何かしらの都合でその日・その場所でNZドルを受け取れなかった場合はどのように対応するのか」、「出発前に留学を中止する際の返金はどのようになっているのか」、「万が一円送金中に代理店やブローカー自体が倒産した場合の保証はどのようになっているのか」程度の基本事項は必ず書面にて確認し、全てに納得された上でご利用下さい(一旦契約が成されてしまえばトラブルが発生した際にも全ては契約に則って法的な処理がなされます。当然、そういったトラブルに対して弊社で出来る事は何一つありません。完全に自己責任の範囲で手続きを進めて下さいませ)。

いずれにせよブローカーのご利用には細心の注意をもって臨んで頂ければ。弊社でもクライアントが過去に何度かトラブルに巻き込まれ、その度に銀行の利便性、正確性、安全性を痛感した次第です。。

念の為、書いておかないとアレなんで。
何故か急に書きたくなったんで書いておきますが、過去に金融ブローカーの利用でトラブルが起こったのは、それが4流、5流のブローカーだったからだと思います。普通のブローカーならば上記程度の質問には余裕で書面回答出来ますし、遅延や事務トラブルも無いのかもしれません。

いずれにせよ本文章は一部の悪徳ブローカーに対する注意を喚起しているものであり、金融ブローカー全体や特定のブローカーを誹謗中傷するものではなく、またその点は上記の通り明確に示されています。

(これは安全な送金法ページで「留学エージェントは全て駄目だ」と言っているのではないのと同じです。弊社が送金における安全性をどのように確保しているのかをご紹介しているのと同じように、そのブローカーが銀行と同じレベルの安全性を法的に確保・保証出来ているのであれば、全く問題はありません)

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