現地での学校見学

論理的に考える、学校見学のメリットとデメリット

「現地で体験レッスンを受けて、自分に合った学校に決めたい」
「幾つかの学校を見学をして、その中から学校を選びたい」

このリクエストは弊社でも良く頂くのですが、現地で体験レッスンを受けるメリットは皆無、デメリットしかありません。過去の例から考えて、100人中99人までは出発前に学校を決める方がベターです。

それでは以下、その理由をまとめてみます。

入学後は基本、別の先生のクラスになります

先生は1つの学校に10〜20人と居ますが、体験レッスン(トライアル)で授業に参加出来るのは一度だけです。

そして入学後は英語力によるクラス分けがありますので、「体験レッスンで気に入ったこの先生のクラスに入りたい」というリクエストは出来ません。
またもしも運良くその先生に当たったとしても1ヶ月程度で自分自身の英語力が上がり、やはり別のクラス、別の先生に変わってしまいます。

つまり体験レッスンを受けても、入学後の実際のクラスは体験出来ないのです。

この時点で既に体験レッスンに参加する理由とメリット、ほぼ消失しているかと思います。

学校見学を推奨している学校の中には人気のある先生をヘッドハンティング ⇒ それを看板にしているケースもあります。
流石にそこまでしていない学校であっても、原則として一番人気のある先生のクラスを紹介します。
到着後の生活リスクが高過ぎます

英語学校に入学しない事にはホームステイにも入れませんので、学校を観てまわる間はバックパッカーズやユースホステルなどに泊まる事になります。

しかし日本人旅行者は泥棒達の格好の獲物です。
特にニュージーランド到着直後は英語も話せず、脇も甘く、その割には現金やスマホを持っていますので、すぐに狙われてしまいます。

また生活スタイルが急変しますので、病気や怪我はニュージーランド到着後1ヶ月以内に集中します

気温差と疲れで風邪を引いてダウンする、時差とストレスで注意力が低下して事故に合ってしまうなど、ニュージーランド到着直後は予想以上にトラブルが起こります。

本当に怖いのは複数のトラブルが重なってしまうケースです

例えば「体調を崩して寝込んでいる間に盗難に合う」、「パスポートとお金を落として慌てて警察に ⇒ 部屋の鍵を掛け忘れてスーツケースも盗まれる」、「時差ボケで軽い交通事故 ⇒ 看病する人も食事を作る人も居ないので病気にもかかる」など、海外でのトラブルは連鎖し易い性質があります。弱っている時こそ要注意です。

想像以上に出費がかさみます

8〜10人の相部屋、最安値の部屋に滞在するとしても宿代だけで200ドル/週程度掛かります。
また、なんだかんだで外食しますので、宿代と合わせた生活費は350〜400ドル/週程度となります。

そしていざ学校を決めたとしてもホームステイ先はすぐには決まりません

学校決定と手続きを2〜3日で済ませ(当初の目的である「しっかりと学校を見てから決める」というのは完全に無視ですが・・・)、そこからホームステイ選定に1週間として、最低2週間はこの生活が続きます。

「それならばホームステイではなく、フラットを探すのはどうだろう?」

これは更に難易度が上がってしまいます。
到着1週間以内に学校を探しながらフラットを決めるというの、経験者でなければ不可能だと思います。

結果としてどうやっても最低で2週間、通常4週間は不安定な生活が続いてしまいます

・・・というのを踏まえつつ、以下のような体験談を見かける事もあるかと思います。

「私は先月までワーホリでニュージーランドに居ました。
バックパッカーズに泊まっている日本人旅行者はとても多いです。特に危険な事も無いですし、自炊するならお金も掛かりません。スーパーでは食パン2斤が2ドルで買えます。
私の経験から言えば200〜250ドルもあれば余裕で1週間以上暮らせますので、その間にじっくりと学校見学をすると良いです。
そういった体験はとても楽しいものですし、良い思い出になりますよ」

勿論これも正しい情報です。間違った点は一つもありません・・・が、そもそもの前提条件が違います。

改めて、ニュージーランド到着直後の方にとって、バックパッカーズ生活は決して容易ではありません

Webを使った日本からの宿泊予約、空港からの移動、長時間フライトの疲れ、時差ボケ、日本円からNZドルへの換金、近場のスーパーやレストランの把握、貴重品管理、トラブルを想定した病院と警察対応のチェックなどなど、不安要素が多過ぎます。

安全にバックパッカーズに泊まる為には基本的な英語力と行動力、慣れと経験が必要です。

そして学校見学、最大のデメリットについて

ちょっと真面目に語ります

実は学校見学の最大のデメリットはお金や手間、学校云々などではありません。

そもそもニュージーランド到着直後の数週間は、日本とは違う街並みや景色に心奪われる為の時間です

文化の違いを楽しんだり、カルチャーショックを受けたり、

最初の数週間は毎日がキラキラと輝きます。

本当に街が光って見えます。

全てがキラキラと輝いて映ります。

しかし到着直後からのバックパッカーズ生活は、そのキラキラを損なってしまいます。

英語力の不安、

見知らぬ人との共同生活、

盗難の心配、

病気と怪我のリスク、

そして学校見学で切り取られる貴重な時間。

折角のNZ生活、最初の数週間をこんな状態で過ごすのは勿体無いと思いませんか?

冒険や節約やアクシデントは、もっと後回しで良くはないですか。

学校とホームステイが決まっていれば、放課後にのんびりとカフェ巡りが出来ます。

ウィンドウ・ショッピングも出来ます。

近場のビーチの散歩まで出来ます。

ワクワクしながら街を歩けます。

友達もすぐに作れます。

生活の煩わしさから開放された状態で、ニュージーランドを満喫出来ます。

到着直後の新鮮な気持ちで、ニュージーランドに入って行けます。

そしてこのニュージーランドが新鮮に映る時間は一生に一度しかありません

最初の数週間を逃してしまえば、もう二度と手に入りません。

この大切な時間を潰してまで、学校探しをする理由はなんなのでしょう?

しかもこれは前述の通りで、

体験レッスンではベストな学校を見つけられません。

体験レッスンで見つかるものは「あの先生の授業は面白い」というだけの事で、その先生のクラスには入れません。

百歩譲ってベストな学校が探せたとしても、

ニュージーランド到着直後のドキドキ、ワクワク、

新しい生活が始まる時の新鮮な空気、

自分の中で何かが変わりそうな気配、

前向きな予感、

キラキラと輝く街や人や時間、

そういった全てを捨ててまで、やる価値はあるのでしょうか?

そもそも最初にニュージー行きを決めた理由は何だったのでしょう?

学校探しをしたかったのでしょうか?

わくわく、ドキドキを感じたかったのでしょうか?

節約の為に2ドルのパンを探したかったのでしょうか?

それとも別の何かでしょうか?

では、その望みを叶える為には、どのようなスタートが好ましいでしょうか?

最初の数週間を学校見学で潰すのは本当に賢い選択でしょうか?

一生に一度しかない到着直後の貴重な時間、悔いが残らないようにするのが大切です。

現地で体験レッスンをするにしても、しないにしても、きちんと考える必要があります。

コースもステイも現地で延長可能です

「そうは言っても、学校選びで失敗したくない・・・
「理屈は分かったけれど、それでも学校見学したい」

その場合、まずは4週間のお申し込みにしておきます
とりあえず【安宿に泊まりながら学校選び】はNGですので、それを避けて一歩だけ前に進む感じです。

そうやって基点となる生活を確保しつつ放課後に学校見学や情報収集 ⇒ 4週間後に学校を延長するなり転校するなりを判断するのが最善手です。

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