
それじゃ、次にNZQAの定める返金ポリシーについてです。
当然のコトながらNZQAは授業料の返金方法を法によって規定しています。しかもその規定はカナリ細かく、「何ヶ月未満の契約をした学生が授業開始前日までにキャンセルした場合には何パーセント」、「授業開始何日後までにキャンセルした場合は何パーセント」、「授業開始後何日以降何日未満だと何パーセント」、「何ヶ月以上の契約をした学生の場合は何パーセント」のようにキッチリしています。更に言うと毎年毎年コロコロと変わるので英語学校の経営陣にとっては頭の痛いルールでもあります(笑)
ちょっと一例を出してみましょう。
【1】 契約期間が4週間と6日間以内
通学開始日から2日以内にキャンセルを申し出る場合、学校に支払った総額の50%までがキャンセル対象費用となる。ただし支払い総額が2日間分の場合、100%がキャンセル対象費用となる。
【2】 契約期間が5週間以上・3ヶ月未満
通学開始日から5日以内にキャンセルを申し出る場合、学校に支払った総額の25%までがキャンセル対象費用となる。
こんなカンジ。とりあえずはEducation Actっていう法律で規定されています。
▽上記の情報ソースはNZQAのHP、以下より
http://www.nzqa.govt.nz/for-providers/aaa/withdrawals.html
そんなワケで。
そんなワケで、とにかく返金に関する下限規定がNZQAによって規定されています。簡単に言えば「最低でもココまでは学生に支払わないとイケナイですよ!」って法律で規定しているっていうコトですね。当然、英語学校はこの下限規定ピッタリで返金してもOKですし、下限規定より利用者に多く返してもOKです。
ただ、いずれにせよNZQA認定校はNZ政府が規定する下限ラインを割り込むカタチで返金に関する契約が出来ないワケです。コレは喩えるなら「アルバイトをする時の最低賃金」みたいなモノです。経営者がどんなに値段を下げたくっても、最低賃金を割る時給でアルバイトを雇う事は許されていません。なんとなく状況、掴めてきました?
それでまぁアルバイトの時給が店によって変わるのと同じように、学校ごとに返金に関する内部規定は変わってきます。例え同じ状況であってもA校では30%の返金がなされて、B校では50%の返金がなされてみたり。そしてC校では全額返金されてみたりするワケです(・・・ってまぁ、そこまで露骨に規定が変わるコトって無いですけれど、理解し易くする為に極端な例で説明しています)。
しかしそれでもA校がNZQA認定校である場合、少なくともEducation
Actで規定されている下限条件はクリアしているワケなんです。単純にB校、C校の条件が良すぎるだけであり、下限条件(=英語学校と学生の関係において、両者の義務と権利が対等に釣り合うポイントとしてNZ政府が規定しているライン)は割りこんでいないのです。つまりA校で30%の返金しかなされなかった場合でも別に損をしたワケじゃない、ってコトですね。
さてさて。
さてさてそんなワケでNZQA認定さえ受けていれば、最低でも法に則ったカタチで返金されるコトはワカリました。そしてまた、学校によって返金規定が変わる理由もワカッテきました。
・・・ってコトでこのヘンのコトを参考にしながら弊社HP、英語学校紹介から気になる学校をクリック、詳細を見てみてください。全ての学校紹介に【返金の概要】という欄があり、そこに詳しく返金規定が載っています。それと以下のNZQAの返金規定を比べてみると、全ての学校がその条件をクリアしているってコトが確認できます。
↓NZQAの定める返金の下限規定
a) For courses of up to and including four weeks and six days:
i) where a foreign student withdraws within
the first two days of the course for which attendance
of students at the PTE is required, the PTE
may retain up to 50% of the full amount of any payments made by
the student to the PTE in respect of the
course; and must refund the balance to the
student; unless
ii) two days constitutes the full amount
of tuition paid for by the student, in which
case the provider may retain 100% of the payment made in respect of the course.
b) For courses of five weeks or more but
less than three months:
i) where a foreign student withdraws within
the first five days of the course for which attendance of students
at the PTE is required, the PTE may retain up to 25% of the full amount of any payments made
by the student to the PTE in respect of the
course; and must refund the balance to the
student.
コレを邦訳してみましょう。
▽上記英文の翻訳
- 【1】 契約期間が4週間と6日間以内
通学開始日から2日以内にキャンセルを申し出る場合、学校に支払ったコース費用の50%までがキャンセル対象費用となる。ただし支払い総額が2日間分の場合、100%がキャンセル対象費用となる。
【2】 契約期間が5週間以上・3ヶ月未満 通学開始日から5日以内にキャンセルを申し出る場合、学校に支払ったコース費用の25%までがキャンセル対象費用となる。
とりあえずはこんなカンジです。
・・・とまぁ、いずれにせよ学校が何をどう言ったトコロで Education Act
という法律をねじ曲げるコトは出来ません。NZQA認定校と学生の契約は全てこの法に準拠するコトになり、万が一の際にはこの法に則って問題処理されて行きます。
・・・で、弊社としては【そういった細かな変更もキッチリと契約書に反映させているかどうか】は【シッカリとした経営】を判断する上での一つの指針になるんじゃないかと思っています。コレはもう当たり前のコトなんですが、
「あ!またまたルールが変わったみたい!すぐに契約書を作り直そう!」
っていうのと、
「・・・え?またルール変わったの?・・・でもま、ちょっと忙しいからそういうコトは後回しにしとこっかな。もしモメゴトになったらその時に対応していけば十分だしさ。ほっとこう、ほっとこう。それがイイ、それがイイ」
っていうの、やっぱり全然違います。更に後者を邪推すれば
「・・・ま、黙っていても学生やらエージェントには細かいトコまでワカラナイだろうから、このままひっそりと学校に有利な契約を続けちゃおう。そのほうがオトクだし、うまく行けば返金しなくても済むかもしれないし。うふふふふ・・・」
なんて思っているかもしれません。・・・っていうか全ての情報を知ってしまった我々からは、そう思われても仕方ない状況です。
※ 追記 ※
ちなみにこの Education Act 法は2003年07月に突然改正され、この文章はその2ヶ月後、09月初旬に書かれています。またその法改正は学生側が有利になる方向でした。具体的には06月までは「返金無し」でOKだった部分が「50%」、「75%」の返金を受けられるコトになったんですね。そして当時、この変更を無視して契約しているNZQA認定校校が沢山ある状況でした。
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・・・とまぁ、いずれにせよこの点は再度マーケットの現況を調査して皆様にご報告していくコトになります。「返金規定、しっかりしていないNZQA認定校があるのか?」について、弊社としても興味があるので調べてみます。
※ 追記・その2 ※
さてさてこの返金についての更に突っ込んだお話なんですが、調べてみたらイロイロと驚かされるコトがありました。
・・・なんていうか、ま、とにかく現段階でのご報告を以下に。
- 【NZQA認定校であっても返金ポリシーについて曖昧な学校が多い】
- コレは本当に驚くべき事なんですが、NZQAの規定をクリアしていないNZQA認定校というのが結構な数で存在しています。弊社で調査・質問をした所、【NZQAの返金規定を理解もしていなく、NZQAの下限規定をクリアしていない学校】や【理解はしていても『現在、検討中です』という回答をした学校】が多数ありました。全体の1-2割程度でしょうか。驚愕です。
- いずれにせよ前者の【NZQAの規定を理解していない学校】は論外ですし、後者の【検討中】という学校もダメダメです。「NZQAの定める下限規定を割り込んだ契約自体が法を犯している可能性がある」というコト、理解していないのかもしれません。これらの学校はあまりにも怠惰で傲慢な経営と言わざるを得ません。
- そこで弊社としてはそういったいい加減な学校・弊社の考えと沿わない学校についてはブラック・リストを作成、今後も半永久的に取り扱わない事に致しました。少なくとも3ヶ月前に発表された法律くらいには対応出来るフット・ワークがないと、今後も問題が出てくるだろうという判断です。
・・・と、とりあえずはそんなカンジです。
・・・ってコトで、以上を参考にして「サザンクロスでは紹介していない学校だけど、NZQA認定校だからダイジョウブ!」っていう考えは捨てて下さい。繰り返しになりますがこのページの趣旨は【NZQA認定校だから全てOK、ダイジョウブ】というコトではなく、【NZQAの規定を守っている学校だからこそダイジョウブ】ってコトなんです。この2つ、似てはいますがその差は大きく隔たります。ハイ。
・・・てなワケで弊社が言えるのは少なくとも弊社で扱っている学校であればNZQAの規定をクリアーしていて、更にその学校とサザンクロス方式で手続きする場合にのみ、安全で安心な手続き・契約・送金が可能ですよ!ってコトだけだったりします。そこから外れた手続きの場合、何かしらの不安要素が含まれる可能性があるので全て自己責任でやっていく必要があります。
・・・って、こういう風に言い切っちゃうと状況を煽っているように聞こえちゃうかもしれないんでアレなんですが、それでもヤッパリ現実問題として【弊社の紹介している学校で弊社の方式に則った手続き】をする以外のコトに関しては現況に鑑みて、ヤハリそう言わざるを得ない状況なんです。正直、プロの目から見てコワイなぁ、って思う面が多々あるですよ。この点、ご理解頂ければればれば。。。
・・・それからアレです。
「ワタシ、サザンクロスで扱っていない○○っていう学校に入りたいんです!・・・で、この学校はNZQA認定校なんですが、返金規定はキチンとしてるんでしょうか?是非細かな点を調べてお知らせ下さい!」
みたいなリクエスト、大変モウシワケナイんですが弊社ではお応え出来ません。とりあえず弊社では弊社で扱っている学校に関してしかお答え出来ないです。コレはアレです。同じ携帯電話屋さんでもA社の料金体系をB社ではご説明出来ないのと同じです。ですからもし弊社取り扱い学校以外で気になる学校がある場合、その学校に直接お問い合わせ頂くか、もしくはその代理店である留学エージェントさんにお問い合わせ下さい。
この点もご理解頂ければれば。。。
※ 更に追記 ※
2005年09月、ココに来てようやくNZQAの規定がほぼ守られている状況になったです。ホント、ようやくです(;´Д`)=3
しかしながら安心するのはまだ早いです。この点に関しては慎重に慎重を重ねて考えて行かないとダメだよなぁ、って思います。・・・っていうかむしろ皆が「喉元を過ぎて熱さを忘れ」ている状況だからこそ、シッカリと目を光らせて行かないとなぁ、なんて考えてる今日この頃です。 |
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