安全な留学手続き

結論としては・・・

大筋としては留学エージェントを利用する事で、留学手続きや現地滞在の安全性を高められます。
これはつまり当たりさえ引けば、ほぼ全てのリスクを回避出来る状況ですので、「エージェント選びこそが一番のリスク」だとも言えます。

それを踏まえてエージェント選びは「有料の現地サポートが無い」、「独自の両替や送金サービス、保険商品を扱っていない」、「学費を学校に直接支払う会計システムを採用している」の3つを徹底します。それだけで無駄な出費、留学費用の持ち逃げ、英語学校や留学エージェントの倒産リスクまで回避出来ます。

留学手続きに潜むリスク

さて、まずは過去に実際に起きた事例から、留学手続きに際してどのような問題が起こり得るのかをリストアップしてみます。

  • 学校申し込み書類の記載ミス
  • 学校側の手配、データ登録ミス(授業コース、ホームステイ、空港送迎など)
  • 学校へのお支払いトラブル(海外送金の失敗など)
  • ビザ申請に関するトラブル
  • 航空チケットの手配ミス
  • 保険商品の選択ミス、手続きミス
  • 資金の持ち込み、両替、資金管理の失敗
  • その他荷造りや事前準備など、現地での生活を知らない事から来る失敗
  • 日本の役所手続き関連のミス
  • 航空便の急な変更
  • 予定していたホームステイの急な変更
  • 出発当日の重要書類の紛失、急病、怪我などによる予定の変更
  • 入国審査、税関でのトラブル
  • 英語学校の倒産
留学手続きの代表的なトラブル

・・・と、これ以外にもまだまだ細かくあるのですが、代表的なトラブルとしてはこんな所です。

そしてこの中の幾つかはリカバリー方法を知らないと、深刻なトラブルに発展してしまいます。
また通常の手続きであっても、予備知識を持っているのといないのでは難易度が変わります。

ですから大筋としては、ケースを丸投げ出来る留学エージェントを利用するのがベターです

それでトラブルの面倒が無くなりますし、トラブルの発生自体も減らせます。

・・・が、そのエージェント選びがまた、大きなリスクになっているのですね・・・。

正直、エージェント選びにさえ成功すれば全ての問題は解決されますので、むしろエージェント選びこそが最大のリスクとさえ言えます

以上より本ページではその点に焦点を当てながら、安全な留学手続きについて考えていきます。

「リスクとか安全性の前に、そもそもエージェントを使うのってどうなの?」
留学エージェントの利用はメリットに繋がります

「ちょっと待って。留学するのにエージェントを使うの? ビザ申請だって学校手続きだって自分で出来るし、簡単だよ」

これ、留学経験者の談としてよく目にするかと思います。

「僕は留学手続き、誰にも頼らず自分でやったよ」
「学校の申し込み書類くらい自分で読めるし、勉強になるよ」
現地で無料の学校見学も出来るんだから、まずは向こうに行ってみたら?」

出発前に【エージェント利用否定派】から言われるのは、大体こんな所だと思います。
もちろんこれらは全て正しい意見ですし、実際にその通りの体験をされたのだと思います。また皆さん、純粋な親切心からアドバイスされているのだろうな、とも思います。

・・・が、エージェント視点ではこの方達、単に運が良かっただけなんです。

例えば授業コースや空港お迎えに設定ミスが無かっただけで運が良いですし、飛行機が定刻に到着したのなら、それは十分にラッキーです。また現地で体調も崩さず、怪我もせず、盗難にも遭わなかったのだろうな、と。更にビザ申請や入国審査も、揉める事がなかったのでしょう。

正直、記入した書類通りに予約が組み上がり、予定した通りに事が進むのなら、留学はとても簡単です

もしも例外が起こらないのならば、弊社サイトの基礎情報を把握するだけで出発準備は十分です。
しかしリスクと安全面を考えた場合、【一定確率で発生してしまうトラブルと、その対処法】が重要になります。そしてそれはラッキー続きの体験談だけでは、乗り越えられない部分です。

つまるところ安全な留学手続に必要なのは個々の体験談ではなく、それらデータの蓄積と集合です

安全な留学手続に必要なもの

だからこそ【1000人単位のケースや経験を蓄積している留学エージェント】には価値がありますし、利用する意味も出てきます。
誤解を恐れずに書いてしまえば、エージェント業の本質は保険業的な要素が強いのです。エージェントが何もしないで済むのなら、その留学は基本として成功しています。

「ああ、分かる・・・というか、そもそも留学手続きが簡単でトラブルも起こらないなら、エージェントっていう職業が成立しないしね ('-'*)」

そうなんです。
実際にもしも留学手続きが簡単ならば、英語学校は留学エージェントにお金(キックバック)なんて払いません。この点からも大筋として、留学エージェントの利用がメリットに繋がるのは間違いありません。

また別の言い方をすれば英語学校の授業料にはエージェントへのキックバック分が含まれていますので、無料エージェントを使わない理由がありません

ただ繰り返しになりますが、そのエージェントを選ぶのが難しいのです。

実際にひどい留学エージェントも多いですし、ハズレを引いてしまった場合は逆に出費に繋がります。
「それならば詐欺に遭うデメリットを回避すべく、エージェントを使わない」
そういう考えが出てしまうのも、分からなくありません。残念ながら、それ程までに現在の留学業界は海千山千な状況になってしまっています。

エージェント選びで確認すべき3つのポイント

以上を踏まえ、留学エージェントを比較検討する際の確認ポイントは以下になります。

  • 有料の現地サポートが無い
  • 独自の両替や送金サービス、保険商品を扱っていない
  • 学費を学校に直接支払う会計システムのみを採用している

そして実はこの3点を確認するだけで9割方、悪徳業者による被害を避けられます

有料の現地サポートが無い

これは「弊社ご利用のメリット」でご紹介しましたが、有料サポートは隠し料金になっている可能性があります
有料の現地サポートが無いエージェントを選ぶ事で、現地でサポートを依頼した際に「ここから先は有料サービスです」と言われてしまうリスクを回避出来ます。

独自の両替や送金サービス、保険商品を扱っていない

独自サービスが無いのがベストです この点も「弊社ご利用のメリット」でご紹介致しました。

独自サービスをチェックする事で「留学とセットになっている航空チケット」や「海外旅行保険購入時の為替レート」など、料金の上乗せや隠し料金を回避出来ます
またリスクを抱えた両替や割高な商品のゴリ押しなども避けられます。

留学は学校、航空チケット、保険、両替方法、また出発時期から荷造りまで、全て自由に選べなければなりません。

そして最後の「学費を学校に直接支払う」ですが、これが安全な手続きにおける一番のネックになってきます。

学校に直接、学費を支払う

これで避けられるのは、英語学校や留学エージェントの倒産や持ち逃げのトラブルです

隠し料金や上乗せもひどい話ですが、持ち逃げや倒産トラブルに比べれば大した事はありません。持ち逃げや倒産があれば最悪、日本を出る事すら出来ません。

事件は毎年起こっています

留学エージェントや旅行代理店の倒産や持ち逃げが一般報道される事はまずありませんが、毎年必ず何かしらの事件が起こっています。

過去には日本の業界最大手級の留学エージェントが倒産し、出発前に留学費用と航空チケット代金などが全て消えてしまったり、滞在中のホームステイを出なければならなくなるなど、ニュージーランドでも大きな問題が起こっています。

「それは確かにそうだけど、企業の倒産トラブルなんて防ぎようが無いんじゃない? ('-'*)」

通常の企業であればそうなのですが、ニュージーランドの学校経営には特別な法律があり、英語学校に直接送金するのであれば、倒産、持ち逃げ、詐欺行為を全て防げます

それでは以下、この点について更に詳しくご説明致します。

ニュージーランド政府の枠組み
NZQAによる安全な資金管理

これでほぼ結論なのですが、ニュージーランドには英語学校の資金管理に対する固有の法律があり、留学生の学費及びホームステイ代金を守る強力な枠組みが用意されています

ですからこの法律に沿って手続きを進めるのならば、たとえ英語学校が潰れようとも、留学エージェントが倒産しようとも、留学費用は完全に保全されます。

以下、法律のポイントをまとめましたので、ご確認下さい。

  • 政府機関のNZQA(ニュージーランド資格庁)が、英語学校の経営及び財務状況を定期的に個別審査しています
  • またその審査内容には【留学生の学費・生活費の管理】という項目があり、通学中の学生の留学費用が認可された第三機関に管理委託されているかどうかの確認があります
  • 具体的には公認会計事務所やパブリック・トラスト(Public Trust)と呼ばれる公的機関が留学生の資金を保全し、就学が進む毎に学費やホームステイ代金を英語学校に小出しで渡している旨を確認します
  • ちなみにこの第三機関は英語学校に対する送金以外、ストックした資金を動かせないように規定されています
  • また第三機関は学生の同意書や退学証明書がなければ、たとえ学校長の要請であっても未使用分の資金を引き下ろせません
  • 以上の条件をクリアした学校にのみ、NZQAは英語学校に経営の認可を出しています
  • そして認可が下りた学校はNZQAの公式サイトにデータ登録され、いつでも誰でもアクセス出来るようにしてあります

流石に教育省主導で法令化しただけあり、鉄壁の守りです。
そしてこのシステムを利用しているのならば、万が一英語学校が倒産しても全く問題ありません。未使用分の留学費用は第三機関により、いつでも、安全に管理されています。

詰めの甘さが命取りです

留学エージェントの中には留学費用の支払い先を英語学校とエージェントの2つから選べるケースもありますが、それでは不十分です。
これだけのシステムがあるというのに意図的にしろ、そうでないにしろ、留学費用の安全性に関する最大のリスクを軽視している時点で、その他のリスクまで気を配っているとは思えません

弊社が言うのもなんですが、留学業界は海千山千です。
一筋縄ではいかない「オトナ達」が跋扈している業界です。
そしてトラブルで被害を受けてしまうのは、いつだって学生側です。

どの業界でもそうかと思いますが、留学業界も詰めの甘さが命取りになります。
「サザンクロスのページを読んでいたのに結局は被害にあってしまった」という事がないよう、十分にご注意下さい。

これ以下は割と蛇足な文章です。
お時間がある時にでも、さっと目を通して頂ければ幸いです。

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政府の枠組み、そもそもの契機は・・・

そもそもニュージーランド政府がこの枠組みを作ったのは、他でもない日本の最大手級留学エージェントが倒産した為です。

もともと留学エージェントの持ち逃げや英語学校の倒産被害は頻繁にあり、業界内では問題視されていたのですが、ニュージーランド政府が本腰を入れて対応する事になったのは2008年09月末、全世界展開をしていた日本の最大手級の留学エージェント、「ゲートウェイ21」社の倒産があったからでした。

留学エージェントの倒産

その被害はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、そして勿論ニュージーランドにも及び、ニュージーランド国内ではホームステイを追い出される学生や、留学の中断を余儀なくされた学生が続出し、年が明けた2009年にはニュージーランド教育省、移民局、そして政府をも巻き込んだ社会問題にまで発展しました。

その結果ニュージーランドには上記の法律が作られ、現在はそのルールを守っている限り、英語学校が倒産した場合にも学費が守られるようになりました。

しかし実際には現在も「留学資金を預かった留学エージェントが夜逃げをする」といった被害が続いています。その理由は簡単で、英語学校を特別法で縛れる教育省も一般企業である留学エージェントの資金までは縛れない為です。

弊社が書くのもなんですが、留学エージェント選びはとても難しいものです。

それでも現状で出来る事として最低限、留学生を守る為に政府が決めた取り組みを軽視する留学エージェントは選択肢から排除する必要があります。

そいった留学エージェントを選んで2008年と同じ被害に遭ってしまった場合、ニュージーランド政府も弁護士も誰も助けてはくれません。。

留学エージェントの規模と安全性は独立した要素です

この問題で注目すべきは、「ゲートウェイ21」が【日本国内最大手で】、【何十年もの歴史があり】、【日本で沢山の広告を出し】、【誰もが「たぶん大丈夫だろう」と思っていた】という点にあります。
つまり「一見安全そうに見える条件も、実際の安全性とは関係なかった」という部分が、事態をより複雑にしています。

学校の銀行口座をチェックする

念の為、留学先の学校がニュージーランド教育省及び移民局に認可された学校かどうかを確認する方法のご説明です。

まずはNZQA(ニュージーランド資格庁)のサイトを開き、学校検索ページの【Search word *】から学校名を検索します。
例えば弊社取り扱い学校の【Unique New Zealand】を検索して【View details ≫ 】をクリックしますと、以下のページが開きます。

NZQA認定校であれば下記のように正式な学校名、住所、電話番号、ウェブサイトなどが表示されます。

次にNZQA登録ページの【Website】欄から学校の公式ホームページにジャンプします。

開いたサイトはNZQAの裏付けがありますので、偽サイトや詐欺サイトの可能性がありません。
そして上記の【Unique New Zealand】であれば、FAQの【How can I pay my fees?】欄から正確な銀行口座詳細を得られます。

返金規定に隠されたトラップがあります

学校費用の「支払い人名義」が学生本人やご親族となっているのであれば問題ありませんが、学費を留学エージェントに支払った場合、学校にとっての支払い名義人は留学エージェントになりますので、返金の際に「誰に返金するのか?」でトラブルになる事があります

これは特に「留学エージェント独自の返金規定がある」、「学費をエージェントにも支払える」という場合に注意と確認が必要です。

この点からも学校費用のお支払いはエージェントではなく、必ず学校宛てでなければなりません。

もう一度、結論です

以上より改めて、留学エージェントを選ぶ際の確認ポイントは以下になります。

  • 有料の現地サポートが無い
  • 独自の両替や送金サービス、保険商品を扱っていない
  • 学費を学校に直接支払う会計システムのみを採用している

この3点をクリアーしているエージェントであれば、基本として安全に留学手続きを進められます。
留学エージェントを比較する際には必ずこの3点をご確認下さい。

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