ニュージーランドの学生寮について

ニュージーランドの学生寮

ニュージーランドには、寮母さんがいて食事が出るタイプの学生寮はありません。また学生同士が集まって、一つの建物で共同生活というタイプの寮もありません。ニュージーランドの学生寮を簡単に言えば、「学校が用意するフラット(シェアハウス)」です

ちなみにフラット(シェアハウス)については、こちらをご確認ください。

それから学生寮の宿泊費は通常、同じレンジのフラットの家賃の1.5倍程度に設定されています。

ですから学生寮という言葉に惹かれて長期のお申し込みをする前に、実際の状況を把握しておく必要があります。

以上を踏まえて本ページでは「学生寮以外に学生寮的な生活ができる方法」も、あれこれと探ってみます。

基本、フラット(シェアハウス)と同じです

ニュージーランドのフラット(シェアハウス)

英語学校の中にも学生寮を持つ学校がありますが、その実態は学校近辺の3LDK~5LDKのマンションを学校が借り上げ、各部屋に1人ずつが滞在するパターンです。

つまりそれって、フラットと同じってこと?

その通りです。
建物やマンションが同級生で埋っているわけでもなく、上の階には一般のご家族が住み、隣の部屋には老夫婦が住んでいる状況です。つまりハリーポッターやアメリカ映画的な学生寮は、ニュージーランドには無いのです。

例外として近隣の国立大学が使っている学生寮の一部を英語学校が利用しているケースもあります・・・が、これもルームメイトが「大学に通っている留学生、もしくは地方出身のニュージーランド人」のフラットです。

ニュージーランドの学生寮の家賃は高めに設定されています

学生寮の家賃は通常、同じレベルのフラットの1.5倍程度に設定されています。
具体的には、「あるマンションの305号室のフラットが200ドル/週で募集されていて、306号室は300ドル/週の学生寮として使われている」といった状況です。

これは「学校がマンションの一室を通年で借り上げ」&「不動産所有者と特別な契約をする」ために、どうしても割高になってしまうのが原因です。
正直、不動産会社も所有者も学校も不当な儲けを出そうとしてはいないのですが、結果的にそうなってしまいます。

いずれにせよ部屋のグレードや広さを比べた場合、300ドル/週の学生寮と200ドル/週の隣のフラットで、特に差はありません。

学生寮を使わずに、学生寮的な生活をする方法

以上より理想的なのは、「出発前に学生寮と同じマンションで募集されているフラットに入る」になりますが、さすがに日本からフラットを決めることもできません。

そこで「学生寮には入らずに学生寮的な生活をする方法」を考えてみます。

最初に2~3週間、YMCAやYWCAに滞在する

最初に1-2週間、YMCAやYWCAに滞在する

到着後、最初の2~3週間だけシティ中心部にあるYMCAやYWCAのシングルルームに滞在 ⇒ その間にフラットに引っ越すのが、一番現実的な流れです。

例えばオークランドのYWCAはシティ中心にありますので徒歩で学校に通えますし、部屋も綺麗な個室です。
またキッチンとシャワーは共同ですが全体としてむしろ学生寮的な雰囲気があり、留学生や長期滞在者に人気があります。

入口はカードキーでロックされていてデスクにはスタッフが24時間常駐していますし、YWCAという安心感もありますので、特に女性におすすめです。
(YWCA は Young Women’s Christian Associationですが、男性でも滞在可能です。建物内は「女性専用階」と「男女共用階」に分かれています)

保証金 75ドル
シングルルーム 73~76ドル/日 332~372ドル/週
ダブル(バストイレ付) 98.5ドル/日 448ドル/週

ちなみに9週以上は長期割引料金が設定されていますが、割引申請には保証人が必要になりますので、現実的ではありません。

またYWCAは人気が高く、すぐに予約が埋まってしまいます
目安としてご出発の3~4か月前にチェックをして空室があるのなら、すぐに予約を入れておきましょう(予約はメールでの問い合わせになります)。

同様に、YMCAは以下からオンライン予約が可能です。
こちらは少し値段が高いですが、やはりシティ中心部の便利な場所にあり、朝食のサービスも有料オプションで付けられます。

その他、YWCAやYMCAは学校付きの学生寮ではありませんので、ここからどの学校にも通えるというのも大きな利点です

これを利用することで学校選びの「学生寮のある学校から選ばないとダメ」という縛りを外せます。

正直、YWCAやYMCAの方がずっと学生寮らしい生活スタイルになります。
安全な個室でプライベートを確保しつつ、ロビーやキッチンでは英語で話す機会も持てますので、おすすめです。

同様にホテルやホームステイの短期滞在も選択肢です

例えばホテルのシングルルームは安いレンジならば70ドル/日程度、そこに3週間滞在しても宿泊費は1500ドル程度です。

ちなみに学生寮は設定費用が250ドル程度、退出のクリーニング代で100ドル、家賃が3週で900ドル~2100ドル程度です。

ですからホテルに2~3週の滞在 ⇒ フラットを見つけるというのも、選択肢の一つになります。

また同様に2~3週だけホームステイに滞在 ⇒ フラットに移るのも悪くありません。
ホームステイならば炊事や洗濯の手間がありませんので、フラット探しに時間を取れるという利点があります。

一つだけ例外がありました

AISの学生寮

以上を踏まえつつ学生寮、唯一の例外としてオークランド郊外のAISという学校は少し「イメージ」に近いです。

立地も学校の敷地内ですし、ラウンジもありますし、併設している軽食ショップも夕方まで開いています。また滞在費が安く、寮内の学生同士で和気藹々と過ごせます。

保証金 300ドル
シングルルーム 最低5週以上 195~245ドル/週
2人部屋 最低5週以上 170~220ドル/週

ただしAISの寮は結構な年季もので(築40年だったか、50年だったか・・・)、イメージとしては昭和の国民宿舎に近い感じです。ですからアメリカ映画に出てくる学生寮をイメージしてしまいますと、ちょっと厳しい状況です。

ちなみにAISのキャンパスはオークランド郊外、Mt Albert 地区と Point Chevalier 地区の中ほどにあり、フラットで200ドル/週の予算があれば、なかなかに条件の良い部屋が見つかります。

まとめ:ニュージーランドの学生寮について

いかがでしたでしょうか。
弊社でも学生寮を持つ学校を扱っていますので、「学生寮で」というリクエストがあれば、いつでも手配可能です。お気軽にお申し付けください。

・・・が、ニュージーランドの学生寮はフラットと同じで家賃だけが高い状況ですので、おすすめする程のものではありません。

それを踏まえて、「最初にYWCAやホテルに2~3週の滞在 ⇒ 現地でフラットに引っ越す」ほうがベターかもしれません。
そうすることで大きな節約になりますし、また気に入った部屋 / 地域 / フラットメイトを選べます。

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