Orbit保険、学生プランの加入方法(ニュージーランド留学中の現地格安保険)

このページでは学生ビザ / 観光ビザ / ワーキングホリデービザ / 就労ビザでニュージーランドで留学する方が対象のOrbit社の保険、学生プランの入り方をご紹介します。

「観光ビザで旅行する場合」や「ワーホリビザで英語学校に通う予定が無い方」はOrbitのプランの選び方をご確認の上、以下の一般プランの加入方法をご参考ください。

さざんくろす君

ニュージーランド教育省の規定により、ワーホリビザや就労ビザであっても就学中は「ニュージーランド教育省が求める水準の保険」に加入する必要があります。一部の学校 / 状況によっては一般プランでもOKな場合がありますが、大抵のケースで学生プランへの加入を求められます。

ニュージーランド、Orbit(オービット)社の保険、学生プランの加入方法

まずはお手元にクレジットカード(Visa か Mastercard のいずれか)をご用意頂き、以下の公式サイトから加入手続きを開始します。

ここからスタート Orbit社公式サイト / 学生プランお申し込みページ

Orbit社公式サイト、以下の「International Student」をクリックして手続きを開始します。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ

新しく開いたページの「Get Quote / Buy policy」クリックします。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ 01

Orbit保険の加入期間(Start DateとEnd Date)について

保険開始日はニュージーランド到着日やコース開始日ではなく、「ご自宅を出発する日」を記入します。それで成田空港やオークランド空港でのアクシデントも補償対象になります。

また保険終了日は後述の「ニュージーランドの学生保険の適用期間」を参考にしつつ、基本的には「日本を出発する日から日本に帰国する日まで」をカバーする期間で加入します。

卒業後数日で日本に帰国するのであれば問題ありませんが、長くニュージーランドに滞在する場合は追加で一般プランに加入する必要があります。

PrimeプランとLiteプランの違い

プライムプランとライトプランの大きな違いは、「携行品補償のありなし」です。詳細は日本語パンフレットをご確認下さい。

せつめいアザラシ

ケースにもよりますが、パソコンやスマホの盗難被害にあった場合の保険金請求は警察が発行する盗難証明書だけでなく、購入時の領収書やシリアルナンバーなどの提出を求められることもあります。Primeプランをお考えの場合はこれを用意できるかと併せてご判断ください。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ 02

加入期間を確認 ⇒ 保険の掛け金を確認します。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ 03

電話番号、メールアドレスについて

日本からのご加入の場合、電話番号は国番号の+81から記入し、市外局番の最初の0を省略します(例えば「080-1234-5678」ならば、「+81 80 1234 5678」と記入します)。

ニュージーランドからのご加入の場合は、ニュージーランドの携帯電話番号をそのまま記入します(021 1234 56789など)。

またここでメールアドレスを間違えてしまいますと保険証書がお手元に届かず、Orbit社に英語で問い合わせることになります。ここは十分に時間を掛け、しっかりとご確認下さい。

「新規加入ですか?」の質問は「現在、Orbitに加入しているかどうか」で判断します。ですから例えば1年前に加入していて今は加入していない場合は新規加入 ⇒ 「Yes」をご選択ください。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ 04

契約内容を確認します。

また楽器や一眼レフなどの高価な携行品があり、補償額の追加をご希望の場合は「携行品補償の追加」にチェックを入れます。Orbit社の担当から追って連絡が来ます。

ちなみにプライムプランであれば合計1万ドルを限度、1品あたり3000ドルまでの携行品補償が既に付いています。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ 05

既往症があれば、その旨を記載します。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ 06

内容の最終確認をして、最下段の「クレジットカード払い」を選択します。

また改めて、メールアドレスに間違いが無いかをご確認下さい。アドレスが間違っていますとお手元に証書が届かず、Orbit社に英語で問い合せをすることになります。

その他、加入プランや掛け金、保険の開始日と終了日なども最終確認します。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ 07

クリックで画面が切り替わり、最下段に Pay Now が表示されます。こちらからお支払いページに移動します。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ 08

Visaカード、もしくはMastercardでのお支払いです。CVC番号欄には「クレジットカード裏面の署名欄に記載された番号の最後の3桁」を記入します。

Orbit社の保険加入手続き、オンライン契約の流れ 09

以上で手続きは完了 ⇒ 通常はお申し込み直後、遅いときでも1~2営業日で登録したメールアドレスに以下の証書がPDFファイルで送られます。

もしも3営業日経ってもメールが届かない場合は迷惑メールボックスを確認した上で、Orbitに問い合わせることになります。

Orbit保険の証書

そして上記の保険証書を印刷すれば全て完了です。手続き、お疲れさまでした!

ニュージーランド Orbit(オービット)社の海外旅行保険 学生プランの注意点

ニュージーランド Orbit(オービット)社の海外旅行保険 学生プランの注意点

免責があります

学生プランは携行品の補償に150ドル、個人賠償に50ドルの免責(自己負担額の最大)が設定されています。ですから例えば100ドルのものを失くした場合は全額自己負担 ⇒ 保険金の支払いはありません。

ただし1000ドルのものを失くした場合、免責の150ドルを差し引いた850ドルの保険金を受け取れます。

ほぼ全ての学校で受け入れられています

Orbit社の学生保険はニュージーランド教育省の規定に沿った補償内容ですので、大学や専門学校を含むほぼ全ての学校で受け入れられています。

しかし一部の学校では「PrimeプランはいいけれどLiteプランはNG」としていたり、「保険は学校を通じて指定したものに加入しないとダメ」といった内部規定を設けています。

ですから学校お申し込みの際に学校担当者や留学エージェントに「Orbit保険の学生プランLiteに加入する予定です」のように伝え、確認を取っておきましょう。

さざんくろす君

保険の指定は地方の公立小中高校でその傾向が高くなります。逆に英語学校や大学でOrbitをNGとするケースはほぼありません。

ちなみにOrbit保険はキャンセル可能で、保険開始日の2週以上前に書面で申し出れば若干の返金手数料を差し引いた全額が返金されます。

学生プランを利用できるケース

ニュージーランドの学生保険を利用できるのは以下のケースです。

  • 学生ビザでの滞在期間中
  • ワーキングホリデービザでの就学期間中
  • 訪問者ビザ(観光ビザ)での就学期間中
  • 就労ビザでの就学期間中

その他の特別な研究職など、上記のパターン以外で就学される場合は事前に学校にご相談ください。

学校によっては「就学中もOrbitの一般プランでOK」という場合もあります

幾つかの英語学校ではOrbitの一般プランでの就学が可能です。

ですから「ワーキングホリデーで日本に帰国する直前に4週だけ英語学校に通いたい」といった場合は事前に学校に問い合わせ ⇒ 保険について確認してみましょう。

ニュージーランドの学生保険の適用期間

ニュージーランドの学生保険の適用期間

学生保険はその名の通り学生でなければ加入できませんし、また就学期間が保険対象期間とされていますが、コース期間の前後数日から数週間についてはオマケで保険が適用されます。

そしてオマケ期間の目安ですが、4週の留学で前後に3日ずつであれば確実にオマケの範囲内です。

また3か月を超える就学であれば前後1週間程度のオマケを付けられます。

ですからたとえば10月09日(金)に日本を出発して10月10日(土)にニュージーランドに到着 ⇒ 10月12日(月)から4週の留学 ⇒ 11月月06日(金)に学校を卒業 ⇒ 11月08日(日)にNZを出発 ⇒ 11月09日(月)に日本に帰国する場合、10月09日(金)から11月09日(月)までの全期間を「学生」保険で対応可能です。

つまりこの場合、保険開始日を10月09日&保険終了日を11月09日にしておけば問題ありません。

せつめいアザラシ

同様に3か月の就学であれば「コース修了の金曜から1週間以内に日本自宅に着く」流れで問題ありません。

以上を踏まえ、「前後のオマケ期間の合計が1週間を超える場合」や「就学期間が4週未満の場合」などは一般プランとの組み合わせを考える必要が出てきます。

極端な話、たとえば12か月のワーキングホリデー・ビザで最初の1か月だけ就学する場合は12か月の学生プランではなく、「1か月の学生プラン + 11か月の一般プラン」に加入する必要があります。

このオマケ期間は「○週以上の就学はコースの前後で合計2週まで」「NZ到着後は可能な限りすぐにコース開始が必要」といった内部規定があり、基本的には就学期間が長いほど付けられるオマケ期間も長くなります。オマケ期間が気になる場合は事前にOrbitにご相談ください。

学生プラン以外について

「英語学校に通われない方」や「現在ニュージーランドにいて近々学校を卒業される方」は、一般プランにご加入ください。

ちなみにOrbit社にはワーホリプランもあるのですが、ワーキングホリデープランには医療費の補償額に上限が設けられています。なんだかんだで怖いのは高額の医療費請求ですので、これは選択肢になりません。

さざんくろす君

一般プランの掛け金は決して高くありませんし、これ以上掛け金を切り詰めてしまうとデメリットが増えてしまいます。ここは安心を買うためにワーホリプランを避け、医療費補償額が無制限の一般プラン(Experience NZ プラン)で考えるのをおすすめします。

この点を含め、Orbitの各プランの内容と選び方は以下をご確認ください。

その他、Orbit社以外のNZの保険会社、ユニケアとサザンクロス社との比較は以下にまとめました。

学生プランの日本語パンフレット

公式の日本語パンフレットをご確認頂けます。

学生プランの日本語パンフレット

また2021年発行の最新パンフレット、英語バージョンはこちらからダウンロードできます。

Orbit(オービット)社に保険金を請求する方法

Orbit(オービット)社に保険金を請求する方法

大きな病院に入院する場合、通常は病院側がキャッシュレス医療の手続きをしてくれます。ですから入院する際に保険の証書を提示すれば、それで手続きは終わりです。

それ以外、例えば街の医院で治療を受けた場合は受け付けでOrbit社の保険に加入している旨を伝え(もしくは保険の証書を提示するのも良いアイデアです)、治療費を支払い、その領収書と医師からのレターをOrbit社に提出して保険金を請求します。

ちなみにOrbit社では以下のページから保険金の請求を受け付けています。また全ての手続きをスマホから行えます

Orbit社公式サイト / 保険金請求ページ

Orbit社公式 保険金請求の手順

公式サイトのオンライン申請ページに受け取り用の銀行口座や金額などの必要事項を記入 ⇒ 病院や薬局が発行した領収書をスマホで撮影、アップロードする流れです。この詳細はyoutube動画で確認できます。

特に問題がなければ、保険金は1~2週間で振り込まれます。

弊社はOrbit(オービット)社の保険代理店ではありませんので、保険金請求のお手伝いはできません。また保険商品の補償内容や適用範囲、既往症の取り扱いなどにつきましても専門的なお答えができる立場にはありません。

本ページの内容は事務手続きのご紹介及び一般的なインフォであり、この情報を参考にしたことによって問題が発生した場合も弊社では一切責任を負いかねます点ご了解ください。また保険の補償内容や範囲、約款の法的解釈、また特殊なケースや既往症の取り扱いなどにつきましては保険会社にお問い合せの上、全てを自己責任の範囲でご判断ください。