留学費用を守るための、たった1つの注意点

留学費用を守るための、たった1つの注意点

ニュージーランド留学に際して、学生が法律に沿って正しく手続きを進めるのならば、たとえ英語学校が潰れようとも、留学エージェントが倒産しようとも、留学費用は完全に保全されます。また英語学校も留学エージェントも、原理的に持ち逃げが出来ません。

これはニュージーランド資格庁(NZQA)が英語学校に対して強力なルールを課しているからなのですが、注意点として「学生が法律に沿って正しく手続きを進めるのならば」という条件が付きます

それじゃ、NZQA認定校だったら自動的に安全ってことでもないのかな?

その通りです。
その点を含めて以下、安全に留学手続きを進めるための注意点をご案内します。

ちなみにNZQAにつきましては、こちらをご参照下さい。

それからこのページは過去のトラブル実例からさぐる、安全な留学手続きの内容を簡易的にまとめたものです。
お時間のある方は、以下の詳細も合わせてご確認ください。

ニュージーランド政府機関による留学の取り扱い

ニュージーランド留学を担当する政府機関は、教育省と資格庁(NZQA)、移民局の3つがメインです。

具体的には教育省が授業内容や学生生活に関する枠組みを規定して、資格庁が「実際にその枠組みに沿っているかどうか」を調査・判定・管理し、それをもとに移民局が学生に入国許可を出すシステムです。

ですから実際に学校に足を運んで校長やマネージャーと面談をしたり、膨大な学校書類に目を通して実態を査察したり、運営・運用を指導するのは資格庁(NZQA)が担当します。

そしてこの定期査察の「財務状況のチェック」が、最終的に学生の学費を守るための重要なキーになってきます。

英語学校のお金の流れは特別な法律によって管理されています

前述の通り、NZQAは英語学校の経営や財務状況を定期的に審査をしています。

そしてその審査内容に「留学生の学費・生活費の管理」という項目があり、通学中の学生の留学費用が認可された第三機関によって管理されているかどうかの確認があります。

認可された第三機関?

具体的には公認会計事務所やパブリック・トラスト(Public Trust)など、政府に認可された信託会社がそれにあたります。つまり英語学校のお財布は、学校経営には関係の無い会計士が管理しているのです

そして会計士は留学生の資金をストックして、就学が進むごとに学費とホームステイ費用を小出しで学校に渡します。たとえば入学直後に4週分、1か月経ったら次の4週分といった具合です。

・・・という一連の流れが正しく行われているかどうかを、NZQAが定期的にチェックしています。

そしてもしも不正やミスがあった場合は学校カテゴリーの降格や行政指導、更には行政処分や学校経営資格の取り消しなどで処罰・対応しています。

学校カテゴリーにつきましては「英語学校のカテゴリー」をご参照下さい。

結果として英語学校のキャッシュフローは、NZQAが管理しているような状態です。落ち着いて考えてみますと、中々にすごい話ですよね。

第三機関に対する法規定

そしてNZQAはこの第三機関 = 会計士に対して、「英語学校への送金以外、ストック中の資金を動かさないように」と規定しています。
それで会計士は「世界各国の学生から学費を預かり、小出しで学校に送金する」業務だけをしています。

以上より会計士は学生の同意書や退学証明書がなければ、たとえそれが学校長の要請であっても未使用分の留学費用を引き下ろしません。また学生本人が直接依頼しても、留学費用を引き出しません。

結果としてNZQA認定校であれば、未使用分の留学費用は第三者 = 会計士によって確実に保全されます

ですからたとえ学校が潰れようと留学エージェントが倒産しようと、特に問題ありません。その場合は信託会社の会計士が出てきて、「該当する相手」に全額返金して終わりです。

ただし「該当する相手」は必ずしも学生ではありません

さてここからが本題です。

たとえば学校が潰れた際、もしくは学校をキャンセルした時もそうなのですが、信託会社の会計士が返金する相手は「学費を払った人」になります。

・・・あ、それだとつまり・・・

そうなんです。もしも学生が留学エージェントに留学費用を払った場合、信託会社からの返金を受けるのは留学エージェントになってしまうのです。
もちろんその場合でも留学エージェントが素直に学生に返金をすれば問題ないのですが、そうはならずにトラブルになるケースも少なくありません。
ですから基本、学費を留学エージェントに払うのは、大きなリスクと言わざるを得ません。

そしてもう一点、留学エージェントによる学費の持ち逃げ事件は毎年必ず発生しています

以上より結論として留学エージェント経由で留学費用を払うのは絶対にNG、留学費用は英語学校に直接支払うというのが、留学費用を守るたった一つの鉄則です。簡単そうに見えてこれを確実に守っている留学エージェントはとてもとても少ないので、十分にご注意ください

まとめ:留学費用を守るための、たった1つだけの鉄則

以上より、「学校費用を直接学校に支払う」というのが、留学費用を守るための唯一の注意点です
逆にこれさえ守っていれば、ニュージーランド政府の枠組みを利用して安全に留学手続きを進められます。

でも、学校の銀行口座ってどうやって確認すればいいの?
たとえば架空の学校サイトを作って、そこに送金させるような詐欺も考えられるんじゃない?

するどいですね!
実際、過去にその手口で荒稼ぎをした詐欺グループもありました。

しかしそれも、NZQAは対策済です。
学校の正確な銀行口座はNZQAのデータベース経由で確認可能です。

それから関連事項として以上を踏まえた「留学エージェントの選び方」を、以下のページをでご紹介しています。
こちらではエージェントを選ぶ際の注意点や騙しのテクニックなどもまとめてありますので、ざっと目を通しておくのをおすすめします。

また改めまして、このページは安全な留学手続きの内容を簡易的にまとめたものです。
詳細につきましては以下をご確認ください。

例えば「架空の学校サイトを作って、偽の銀行口座を・・・」という手口、言われて初めて気づかれた方も多いかと思います。
詐欺師はあの手この手で留学費用を狙ってきますので、ニュージーランド政府の取り組みや詳細を確実に把握して、気づきにくい落とし穴を徹底回避していきましょう。全ては今まで頑張って貯めてきた、留学費用を守るためです

その他ご不明な点などありましたら、お気軽に弊社までご相談ください。

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