- クレジットカードは楽天カードがベスト、NZ国内のどこでも使えてポイントも貯まります
- 学費や宿泊施設、航空チケットの支払いで貰えるポイントが大きいです
- ただしJCBではなく、VISA か Mastercard で作ります
- 次点でおすすめなのはイオンカード、やはり VISA か Mastercard で作ります
- 出発の3~6か月前には申請しておきます
- 紛失や盗難に備え、カードは最低でも2枚作っておきます
クレジットカードは「ニュージーランドで問題なく使える」が重要です
ニュージーランド国内の利用に強いクレジットカードのブランドは VISAとMastercardです。
この2つであればスーパーやコンビニ、ガソリンスタンドや公共施設、またカフェやレストランやオンラインまで、大抵のお店で使えます。
逆にダイナース、AMEX、JCB は使えないケースの方が多いので日本に置いておくのをおすすめします。
また紛失や盗難に備え、カードは最低でも2枚用意します。
1枚はお財布に入れて普段使い、もう一枚はパスポートと一緒に保管しておきます。
以上を踏まえつつ年会費やポイントまで考慮しますと、楽天カードとイオンカードがおすすめです。
いずれも特別な設定をすることなくニュージーランド国内で使えますし、現地銀行のATMでキャッシング(現金の引き下ろし)ができますし、ポイントも貯まりますし、溜まったポイントの使い勝手も完璧です。
すでにVisaとMastercardの楽天カードお持ちの方は、それで問題ありません。完璧です。
現地の銀行口座が貰えるデビッドカードがあります
またクレジットカードを作れない場合やクレジットカードの利用に抵抗感がある場合などは、Wiseでチャージ式のデビッドカードを作っておくと良いでしょう。
WiseのデビッドカードはVisaかMastercardですので、現地ではクレジットカードと同じようにホテル予約やネットショッピングなどで使えます。
デビッドカードとはつまり、チャージ式のクレジットカードです。SuicaやICOCAのように限度額をその都度決めて運用できるのが強みです。
更にWiseに登録をするとニュージーランドの銀行口座番号を貰えるのも大きな利点です。
これを貰っておくと現地で銀行口座を開設する必要もなくなりますので、最近はワーキングホリデーの1年の滞在でもWiseの口座とデビッドカードを利用する方が増えています。
日本を出発する前に、ニュージーランドの銀行口座を作れます。現地到着後に就職 ⇒ 給料の振込先として指定するなど、普通に運用可能です。すっごい便利です。
海外でも使える国際キャッシュカードはNGです
デビッドカードと合わせて確認しておきたいのですが、一昔前に流行った「銀行が発行する海外でも使える国際キャッシュカード」は為替レートが悪く、セキュリティ面が弱いのでNGです。
この点は別のページにまとめましたので、ご確認下さい。
おすすめクレジットカードの比較
楽天カード | イオンカード | Wise デビッドカード | |
---|---|---|---|
カード発行費 | 無料 | 無料 | 1200円 |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
付与ポイント | 買い物の1% | 買い物の0.5% | なし |
入会特典 | 5~8000円分ポイント付与 | 1000円分ポイント付与 | なし |
特徴 | ポイントを貯めやすい 楽天ポイント(Edy)付与 2枚作れる! |
帰国後の利用価値高し ときめきポイント付与 (WAONに交換可) |
NZの銀行口座番号を持てる 為替レートが有利 チャージ式なので安全 |
弱点 | 特に無し | 海外キャッシングが自動でリボに | 特に無し |
作成方法 | 楽天カードの作成方法 | イオンカードの作成方法 | Wiseデビッドの作成方法 |
楽天カード、2枚作れるのは大きなアドバンテージです
最初にVISAで作成手続き ⇒ 2枚目のMastercardを簡単に追加できます。それで1枚はお財布で普段使い、もう一枚はスーツケースに保管するなどで紛失・盗難リスクを分散できます。
それを踏まえつつ既に楽天JCBをお持ちの方は楽天VISAを追加 ⇒ イオンカードMastercardを作成することで、メインとサブの2枚が揃います。
メインカードとサブカード、VISAとMastercardを1枚ずつ揃えるのが鉄則です。楽天ですと1回の登録で両方揃うので便利です。
Wiseのデビッドカードで貰えるNZの銀行口座がすごく便利です
改めまして、この中で注目したいのはWiseに登録することで日本に居ながらNZの銀行口座番号を貰える点です。
つまりWiseでアカウントを作っておけば現地で銀行口座を開くことなく、給料の受け取りやオンラインでの銀行振り込み、スーパーマーケットやレストランでの支払い、ATM利用が可能です。
もちろんクレジットカードでもWeb利用やATM利用はできますが、給料の受け取りや銀行振り込みができる分、使い勝手としてはWiseデビッドカードの方が有利です。
とりあえず持っておいてデメリットは一切ないので、基本的には作っておくと良いでしょう。
ニュージーランドで銀行口座を開く必要はあるの?
上記の通りWiseに登録することでニュージーランドの銀行口座番号は貰えるのですが、ニュージーランド国内にはデビッドカードでの支払いを受け付けていない個人商店も多いです。
そしてその場合でもEFTOPSという支払いシステムで「銀行のキャッシュカードでの支払い」は可能なことが多く、これがもう、思いのほか便利です。実際にNZ人の利用率は95%を超えていますし、一度利用したらやめられないくらいです。
ですからワーキングホリデーや1年程度の長期留学であれば現地の銀行を開くのが一般的です。
逆に言えば6か月程度の留学ならば、Wiseデビッドカードで十分です。レストランやスーパーでの支払いはWiseデビッドカードかクレジットカードを利用、個人商店や定食屋さんでは現金払いで乗り切れます。
いずれにせよWiseデビッドカードはかなり優秀、カード発行の1200円も為替レートの良さですぐに取り返せますので作っておくのをおすすめします。
そして現在、以下のページからの登録で初回の900ドル分に掛かる海外送金手数料の割引クーポンが貰えます。
以上よりクレジットカードをお持ちの方も、お持ちでない方も、基本的にはWiseのアカウント登録 ⇒ NZドルを幾らか追加しておくと良いでしょう。Wiseは銀行口座の代わり or 現地で口座を開くまでの繋ぎとして重宝します。
ニュージーランド滞在用のクレジットカードのまとめ
繰り返しになってしまいますが、ニュージーランドで問題なく使えるのは Mastercard と VISA の2つだけです。JCB や AMEX は使える所が限られますので、選択肢から外れます。
またニュージーランド滞在中は一枚をお財布で管理、もう一枚をスーツケースに保管することで紛失リスクを分散できます。
ですから「現状で Mastercard や Visa をお持ちでない場合」、もしくは「持っていても1枚しかお持ちでない場合」は楽天カードを作っておきます。
また楽天JCBカードをお持ちの方は楽天VISAとイオンMastercardの2枚を作っておくと良いでしょう。
そしてクレジットカードを作れない方やキャッシングに抵抗がある方はWiseデビッドカードを作ります。
その他、クレジットカードをお持ちの方も出発まで1か月以上時間があるのなら、Wiseデビッドカードを作っておくのをおすすめします。銀行口座の代わり or 現地で口座を開くまでの繋ぎとして重宝します。
ニュージーランド滞在用のクレジットカードの注意点
キャッシング枠について
海外滞在中はショッピングだけではなく、現地ATMでのキャッシングを多用します。しかしクレジットカードによっては上限が5万円程度になっていることもあるので注意が必要です。
キャッシング枠の目安としては最低で10万円、出来れば30万円は欲しい所です。
キャッシング枠の増額はカード発行後、オンラインやサポートセンターへの電話で申請できます。海外に出る事情を説明しますと、割と簡単に認めて貰えます。
クレジットカード作成のタイミング
航空チケット購入時に大きなポイントを獲得できますので、余裕を持って出発の4か月前までに申請しておきます。
ちなみに申請からカード発行までは通常、1~2週間程度です。