基本、NZ Post (ニュージーランド郵便局)からの発送で考えます
ニュージーランドから日本への郵送は郵便局(NZ Post)が安くて便利です。
航空便の値段は10kgで216ドル=1.6万円、20kgで412ドル=3.1万円くらいです。
またNZの郵便局から荷物を送って日本の自宅まで、通常3~10日で届きます。
ちなみに現在、船便はありません。
お手軽なエコノミー航空便で送れるのは20kgまで、また箱の3辺の合計が100㎝を超えると値段が急に上がります。参考としてミカン箱の3辺合計が100センチです。
ただし近々飛行機に乗る予定なら、受託荷物の追加が選択肢です
それを踏まえつつ値段だけでみれば、飛行機の受託荷物が一番安いです。
たとえばNZ航空であれば23kgの荷物追加で8000~10000円程度、つまり半額以下になります。
そんなわけで近々日本に帰国する予定ならば、航空便の受託荷物の追加が選択肢です。
実際にスーツケースに2~3個の段ボール箱で受託荷物を追加 ⇒ 日本に帰る方も少なくありません。
日本の空港からの移動も裏技があります
しかしその際に気になるのは成田や関空から自宅への移動、20kgを超える荷物が3つも4つもあったら身動きが取れません。
・・・が、これはこれで裏技があります。
結論として日本に帰国する際に荷物を日本に送りたい場合には、飛行機の受託荷物の追加がベストな選択肢です。
NZから日本に荷物を郵送する際の値段の参考例(NZ POST の料金計算ページ)
それでは以下、通常のパターンでニュージーランドから日本に荷物を郵送する際の料金や注意点を見ていきます。
3辺の合計が100センチ以下の小包
Economy Plus を選択、日本国内の指定した住所に通常3~10日程度で届きます。
またこの値段は「3辺の合計が100センチのミカン箱くらいの段ボール」で計算しています。正確な郵送料金はニュージーランド郵便局の公式サイトで確認できます。
新型コロナ以降、ニュージーランドからの国際便の料金は頻繁に変更しています。そして今後も世界情勢や航空便の状況によって料金が変わる可能性が高いです。
オーバーサイズの扱いについて
結論から書けば3辺の合計が100センチ未満で且つ、20kg未満の荷物がコスパ的にベストです。
たとえば3辺の合計が120センチになると送料は3割増しになりますし、150センチになると送料は2倍以上になります。
そしてそれ以上大きなものはオーバーサイズとして扱われ、郵送を断られてしまう可能性も出てきます。
つまり「3辺の合計が100センチ未満 & 20kg未満なら安く送れる」、「それを超えたら急に割高になる or 受け付けて貰えない」状況です。
ですから大きな荷物は小さな2つに分けるなどの工夫が必要になってきます。
日本への郵送タイミング
ニュージーランドからの郵送のタイミングは幾つかありますが、「使わなくなった衣類や教科書を実家に先送りしておく」、「NZ国内旅行中に買ったお土産を別送する」、「帰国前で荷物が多い場合に別送する」などが一般的です。
結果としてワーキングホリデーであれば衣替えの時期に冬物(もしくは夏物)と消耗品を日本のご家族から送ってもらい、NZから使わなくなった夏物(もしくは冬物)を送り返す方が多いです。
ちなみに日本からの郵送が10kgで1.4~1.6万円、NZからの郵送が10kgで1.5~1.7万円程度かかりますが、そうすることで1年を通じて無駄な荷物が減る & 消耗品の補充ができるのでおすすめです。
やはり「化粧品や薬の補充」と「NZ国内旅行前に荷物を減らせる」のは大きなメリットです。年1回、10kgずつでも随分違います。
NZ Post (ニュージーランド郵便局)利用の注意点
150センチ以下ならばスーツケースも送れます
NZ post からは小包 = 段ボール箱の他、スーツケースも送れます。
通常の形で25kg以下、3辺の合計が150㎝以内、容積が0.125m3以内であればまず大丈夫です。大きさによっては値段が掛かりますが、拒否されることはありません。
また20kg以下であればエコノミー便を選べます。
日本にスーツケースを別送する方はあまりないとは思いますが、念のため。
しかしバックパックは基本、受け付けて貰えません。どうしても、ということであれば段ボールに入れれば送れます。
スーツケースは重いので「現地で売る or 捨てる ⇒ 帰国の飛行機も段ボール」というのもアリです。それだけで5~6kgは多く荷物を持ち帰れます。
段ボールはスーパーマーケットで貰えます
郵便局でも専用の段ボールを売っていますが地味に高いです。段ボールは近所のスーパーで貰う ⇒ ダクトテープで補強すると安上がりです。
20kgを超えると送料が高くなります
繰り返しになってしまいますが、お手軽なプランを選べるのは20kgまでです。それを超えるとInternational Courierしか選べなくなり、送料がかなり高くなります。
日本に「帰国」するのなら、飛行機に乗せた方が安いです
ニュージーランドからの帰国と同時に日本に荷物を送りたいのであれば、飛行機で持ち帰るのが一番安いです。
これは各航空会社のサイトで「受託荷物の追加」と検索すれば情報が出てきます。
例えばニュージーランド航空ですと23㎏までの荷物のオンライン事前追加が8000~10000円程度/個、当日に空港カウンターで追加する場合は20000円程度です。
基本的にどの航空会社も「空港カウンターで追加する」よりも、「事前にWebで追加する」方が安いです。
ちなみにニュージーランド航空ですとチェックインの3時間前まで受託荷物を追加できると書いてありますが、余裕を持って前日までにはオンラインで追加しておくと間違いがありません。
以上の通り料金的には自分自身と一緒に飛行機で運ぶのが一番安いので、日本帰国が近い場合は受託荷物の追加が第一の選択肢です。
日本の空港から自宅への移動は空港宅配が便利です
日本帰国日のスーツケースや段ボール箱は、空港内にあるJALエービーシーのカウンターから自宅まで宅配できます。
値段は成田空港から本州への配送で2000~2500円、九州まででも3000円程度とお手軽です。
これを利用することのメリットは手ぶらで日本国内を移動できる点、たとえば都内で友達と遊んでから地元に戻る場合や地元まで電車で何時間もかかる場合に役立ちます。
その他、日本国内線にJetstarなどのLCCを利用する際に荷物料金を節約できるのも地味に大きいです。
ニュージーランドを離れる前の注意点
その他、これを機会に以下のニュージーランドを出国する際の注意点のまとめもざっとご確認ください。
ニュージーランドから日本への荷物の郵送のまとめ
Q.ニュージーランドから日本への郵送で一番安いのはどれですか?
荷物を郵送するのならNZ Postで一択、ただし帰国するのならば一緒に飛行機に乗せる方が安上がりです。
ちなみに成田や関空からご実家までは2500円程度/個の空港宅配が使えますので、荷物が多くてもオークランド空港まで行ければそれでOKです。
Q.ニュージーランドからの郵送費用の目安を教えてください
NZ Postからの郵送は10kgで1.4~1.6万円程度です。また20kgだと2.4~3.2万円程度、そこまで大きな値下げはありません。ですから20kgを日本に送るのならば、時期をずらして10kgを2回にしても良さそうです。
Q.スーツケースは送れますか?
通常の形で25kg以下、3辺の合計が150㎝以内、容積が0.125m3以内であればまず大丈夫です。また20kg以下であればエコノミー便も選べます。
Q.ニュージーランドから日本まで、何日くらいで荷物は届きますか
荷物はニュージーランドでの郵送手続き後、3~10日くらいで日本に届きます。