留学でホームステイを利用する際に、空港お迎えサービスが必須な理由

留学でホームステイを利用する際に、空港お迎えサービスが必須な理由

ホームステイをする場合は空港お迎えサービスを付けておくのが基本です。

料金は片道で150~200ドル程度と高いのですが、それに見合ったメリットと理由があります。

この点、留学する際の参考にしてみてください。

オークランド空港からシティ中心部までの一般的な移動方法

一般的な移動方法はバス、シャトルバス(空港タクシー)などがあります。

詳細はこちらをご確認ください。

留学でホームステイを利用する際に空港バスを選べない理由

「空港バスでオークランド中心部に移動」 ⇒ 「そこから路線バスでステイ先に行く」のは、難易度がMAXレベルですのでNGです。

たとえばオークランド北部 Takapuna の街にホームステイするとして、空港から市内中心部までの移動は空港バス(SkyDrive)で簡単に移動できても、そこから Takapuna に行くのがハードモードです。

まずオークランドにはバス路線が数百あり、シティ中心部には各方面に対応したバスの出発ポイントが10か所以上あります。

さらに出発ポイントごとにバスルートが10~20本ありますので、そこから正しいバスに乗るのは中々に難易度が高いです。

せつめいアザラシ

北に行くバスはここが起点、東はあっちの出発ポイント、東だけど更に遠くに行く路線群はこっちの出発ポイント、東南方向に行く路線群はそっちで南に行くのは更に向こうといった状況です。更にそこから正しいバスを選ぶ必要がある感じです。

留学でホームステイをご利用の場合、Skybus を選べないわけ

そして正しいバスに乗れたとしてもニュージーランドのバス停には名前が付いていませんし、車内アナウンスもありません。

つまり目印のない初見の道の途中で降車ボタンを押し、正しいバス停で降りなければならないのです。

結局のところニュージーランドの路線バスは自分が降りるポイントを予め把握していないと降りられません

以上よりホームステイを利用する場合、空港バスは選択肢から外れます。

ただしホームステイ先からオークランド空港に向かうのは簡単です

ただしホームステイ先やシティ中心部から空港に向かうのなら、空港バスが1番のおすすめです。

まずは路線バスでスカイタワーに移動 ⇒ 空港バスで空港まで一直線です。

留学でホームステイを利用する際にシャトルバスを選べない理由

海外に慣れている方や英語が得意な方であれば、乗り合いのシャトルバスが良い選択肢に見えるかと思います。

実際にシャトルバスはドライバーさんに目的地を伝えるだけでステイ先の玄関まで行ってくれますし、料金も空港から一番遠いノース地区でさえ60~70ドル程度です。

それに対して150~200ドルの空港お迎えオプション、お金の無駄に見えてしまうのは当然です。

しかしシャトルバスは「他の乗客が集まらなければ空港で最大1時間程度待たされる」点、また「乗客の行先がバラバラで、遠回りしてからホームステイ先に向かうこともある」ので、ホームステイに到着する時刻を事前に予想できません

・・・ということで学校のステイ担当者はホストファミリーに対して

「当日の朝11時から14時の間は学生が到着するまで家で待機して下さい」

のように3~4時間程度の幅で自宅待機をお願いしなければならず、それを聞いたホストは、

「空港送迎無しの学生か・・・いつもより長く待たなきゃならないし、この3時間を超えても到着しないこともあるんだよな・・・。それに飛行機が遅れたり学生が空港で盗難トラブルなんかに遭った場合にも、学校からのヘルプや連絡が無いんだよな・・・」

と考えて受け入れを拒否しがち ⇒ 入居できるホームステイの数が減る ⇒ 結果としてホームステイの質が下がってしまいがちです。

以上よりホームステイを利用する場合、シャトルバスはできる限り使わないのが基本です。

学校の空港お迎えサービスのメリットとデメリット

シャトルバスの利用と学校の空港送迎サービスを比較した場合、空港お迎えのメリットは以下になります。

  • 移動時間の短縮
  • 体調を崩した際や盗難・紛失トラブル発生時の、送迎スタッフによる現場での直接対応
  • フライトの遅延や税関でのトラブルが疑われる場合の学校とステイ先への報告と調整
  • ホームステイの質の向上
  • 学生の到着を待つホストファミリーの拘束時間の短縮

それに対してデメリットは「値段が高い」の1点です。

オークランド空港でお迎えスタッフが見つからない場合

お迎えスタッフは税関を抜けた直後の到着ロビーで、学生の名前が書かれたボードを持って待機しています。

つまり「考え得る限りベストな見つけやすさ」ですので、この点は特に心配ありません。

ただしお迎えスタッフがトイレに行っていることなどもありますので、15分程度はゲート前でスタッフを探してみて下さい。

そして15分待ってもスタッフが見つからない場合は到着ゲートを背に左に50m進んだ先にある案内デスクに移動 ⇒ デスク担当者さんに学校の緊急サポート・スタッフへの連絡を頼めます。

通常、1時間程度でスタッフが来てくれます。

せつめいアザラシ

学校から届いたホームステイの住所や緊急連絡先が掛かれた書類を案内デスクに提示するだけで全て伝わります。焦らずに荷物の紛失と盗難に注意しつつ、お迎えスタッフが来るのを待ちましょう。

空港でお迎えスタッフが見つからない場合

飛行機の遅延、入国審査、税関手続きで時間がかかった場合

飛行機の遅延は問題ありません。

お迎えスタッフは空港内のインフォで変更後の到着時刻を把握 ⇒ その時刻に合わせて待機しています。

ですから気になるのは入国審査や税関で時間が掛かった場合だけです。

入国審査官や税関職員による厳密な取り調べが行われると通常は1時間程度、長い時は5~6時間の足止めになります。

しかし学校スタッフもお迎えスタッフもそういったケースには慣れています。

きちんとホームステイ先にも連絡してくれていますし何も問題はありません

こちらからスマホで連絡はできませんので、落ち着いて審査官に協力していきましょう。