日本の運転免許証を英語に翻訳する

ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在する際に、日本の運転免許証と「大使館などが発行した英文翻訳書」があれば現地での運転が可能です。もしもニュージーランドに12か月の滞在を予定されている場合、有効期限の関係から国際運転免許証よりも自動車運転免許証抜粋証明の方がベターです。

逆に12か月未満の滞在であれば国際運転免許証の方が便利です。ご出発の直前に日本の免許センターで取得 ⇒ 発行日から1年間はニュージーランド国内で運転できます。

またNZの運転免許証に書き換える際にも、在ニュージーランド日本国大使館やオークランド総領事館が発行するこの英語翻訳書を利用することになります。

自動車運転免許証抜粋証明とは?

自動車運転免許証抜粋証明とは?

自動車運転免許証抜粋証明は在ウェリントン日本国大使館や在オークランド総領事館が発行する運転免許証の英語翻訳書類です。

具体的には日本の運転免許証に記載されている必要箇所を抜粋して英文翻訳したもので、この書類と日本の運転免許証の原本があればニュージーランド国内の運転が法的に認められています。

さざんくろす君

運用としては国際運転免許証と同じ位置付けです。現地の警察に止められた際には日本の運転免許証と自動車運転免許証抜粋証明の2点を提示すればOKです。

自動車運転免許証抜粋証明の有効期間

自動車運転免許証抜粋証明の有効期間

自動車運転免許証抜粋証明を使って運転できるのは、ニュージーランド入国日から12か月です。この点、自動車運転免許証抜粋証明の発行日からではない点にご注意ください。

つまりNZ入国の5か月後に英文翻訳書を取得した場合、現地を運転できるのは7か月間だけです。

国際運転免許証との比較

ワーキングホリデーであれば、自動車運転免許証抜粋証明がベターです

ワーキングホリデーであれば、自動車運転免許証抜粋証明がベターです

国際運転免許証は有効期限が1年しかありませんので、ワーキングホリデーのMAX滞在期間 = 1年間の全てはカバーできません。たとえば出発の1か月前に国際運転免許証を取得した場合、ニュージーランドを出国する1か月前には現地での運転できなくなってしまいます。

ですからワーホリは現地で翻訳書類を作る方法、つまり「自動車運転免許証抜粋証明の取得」がベターです。

短期留学や観光旅行であれば、国際運転免許証がベターです

逆に12か月まるまる滞在するわけでないのならば、日本で国際運転免許証を取得する方がベターです。費用も2500円程度ですし、手続きも簡単です。

日本の運転免許証の英文翻訳の申請先

ニュージーランド国内に全3か所、ウェリントン、オークランド、クライストチャーチのいずれかで申請できます。また念のために各公式サイトで休館日や開館時間をご確認ください。

在ニュージーランド日本国大使館 / ウェリントン地区

在ニュージーランド日本国大使館
住所
Level 18, The Majestic Centre, 100 Willis Street, Wellington
電話番号
(04) 473-1540

在オークランド日本国総領事館 / オークランド地区

在オークランド日本国総領事館
住所
Level15, AIG Building, 41 Shortland Street, Auckland
電話番号
(09) 303-4106

在クライストチャーチ領事事務所 / クライストチャーチ地区

在クライストチャーチ領事事務所
住所
12 Peterborough Street, Christchurch
電話番号
(03) 366-5680

在NZ大使館 / 総領事館 / 領事事務所での英文翻訳費用

為替によって多少変動しますが、おおむね30ドル前後(=約2100円)です。

自動車運転免許証抜粋証明の申請に必要な書類

自動車運転免許証抜粋証明の申請に必要な書類
  • 申請書(大使館 / 総領事館で入手できます)
  • 有効な日本の自動車運転免許証(コピー不可。原本提示)
  • 名前の表記を外国式で記載している場合はそれを確認できる書類(パスポート等)

日本の運転免許証の有効期限にご注意ください。例えば申請の1か月後に運転免許証が失効する場合、英文翻訳はできますがニュージーランドで運転できるのは1か月のみとなります。

さざんくろす君

ですから免許証の有効期限が足りない場合、日本を発つ前に免許を更新しておく必要があります。通常の更新期間前の更新手続きにつきましては、以下の警視庁のアナウンスをご確認ください。

申請から発行までの時間

通常、申請日を含む3営業日目の午後以降です。つまり月曜に申請すれば水曜の午後に受領できます。

自動車運転免許証抜粋証明の申請方法

自動車運転免許証抜粋証明の申請方法

まずはオークランド総領事館の公式サイトで詳細を最終チェック、またトップページから休館日と開館時間を確認します。

日本の祝祭日とニュージーランドの祝祭日は基本的に休館しますので、事前のチェックが必須です。

申請当日は受付で運転免許証の英文翻訳を依頼 ⇒ 渡された申請書を記入 ⇒ 必要書類を提示します。手続きは全体で5分程度、後日の書類引き取りも数分で終わります。

さざんくろす君

ちなみに大使館、総領事館、領事事務所、すべて日本語が通じます。

自動車運転免許証抜粋証明の注意点

ニュージーランドではIDになりません

国際運転免許証はIDとして認められていません

NZではお酒やタバコを買う際などに年齢確認のためIDの提示を求められますが、自動車運転免許証抜粋証明はIDとして認められていません。

ですから日本の運転免許証と併せて提示したとしても、お酒やタバコは買えません。

ニュージーランドでの無免許運転の罰則

前述の通り、ニュージーランドでは英語に翻訳した書類だけでは運転できません。自動車運転免許証抜粋証明は日本の運転免許証のサポート書類という位置付けですので、それだけの運転は無免許運転と同等に処理されます。

ニュージーランドでの無免許運転の罰則

ちなみにニュージーランドで無免許運転をした場合、400ドルから1000ドルまでの罰金刑に科せられます。またニュージーランド警察は無免許で運転していた車両を28日間、所有者の費用負担で押収する権利があります。ですからレンタカーを無免許で運転した場合は1か月の延滞金が発生する可能性があり、罰金と合わせてかなり高額の負担になる可能性があります。

その他、無免許運転で起こした事故は基本的に保険の支払い対象にはならない点にもご注意ください。

滞在予定が12か月未満の場合、国際運転免許証がベターです

日本での手続きの方がずっとラクですので、ニュージーランドの滞在予定12か月未満の場合は出発前に国際運転免許を申請する方がベターです。

滞在が12か月を超えるのなら、運転免許証の書き換えが視野に入ります

日本の運転免許証をニュージーランドのライセンスに書き換える

また現地で翻訳書類や申請書を提出すれば、ニュージーランドの運転免許証を取得できます。

ただし日本の運転免許証の有効期限や発行日に関する条件があり、申請から発給まで時間が掛かり、更に費用も掛かりますので(ざっくり、1万円程度です)、これはワーホリ後もNZに残るなど、1年以上の長期滞在で選択肢になってきます

「ニュージーランド滞在の記念として」や「煙草やアルコールを頻繁に買うのでIDとして」、NZの免許を取得する方もいらっしゃいます。

日本の運転免許証を英語に翻訳する方法のまとめ

国際運転免許証は便利ですが、「発行から12か月」という有効期限がネックです。ですからワーホリで12か月の滞在をお考えの場合は現地で自動車運転免許証抜粋証明を取得する方がベターです。

また12か月を超える滞在をお考えの場合、ニュージーランドの運転免許証の取得が選択肢になります。

以上を踏まえつつ、ご自身の滞在プランにあった運転免許証を考えていきましょう。

日本の運転免許証を英語に翻訳する方法のまとめ