国際運転免許証の申請

ワーキングホリデーでニュージーランドに行くとなると気になるのは車の運転と国際運転免許証です。一見、手続きは難しそうに見えますが申請は各都道府県警や運転免許センターで受け付けていますし申請費用は2500円前後、必要な書類も少なく、申請方法も簡単です。

ただし有効期限の関係から、ワーキングホリデーならば日本の運転免許証を現地で翻訳する方がベターです。この翻訳書類と日本の運転免許証の2点でも、ニュージーランド国内で運転が可能です。

結論として国際運転免許証の取得がベターなのは、短期の観光や1年未満の留学するケースに限られます。

国際運転免許証とは?

国際運転免許証とは?

国際運転免許証とは海外で車を運転する際に必要な、日本の運転免許証の内容を翻訳した免許証 / 書類です。具体的にはジュネーヴ交通条約にもとづき、日本の運転免許証の効力を協定国内においても有効化するための書類です。

ですから国際運転免許証だけで車を運転することはできず、ニュージーランドでも日本の運転免許証と併せて携帯する必要があります。つまり現地でも日本の運転免許証を所持していなければなりません。

さざんくろす君

主体はあくまで日本の運転免許証にあり、国際運転免許証はサポート的な位置付けです。ですから日本の運転免許証の有効期限が失効してしまった場合、国際運転免許証も効力を失います。

国際運転免許証の有効期間

国際運転免許証の有効期間は、発行日から1年間です。

ワーキングホリデーなら現地で英語翻訳する方がベターです

ワーキングホリデーなら自動車運転免許証抜粋証明がベターです

国際運転免許証の有効期限は1年しかありませんので、ワーキングホリデーのMAX滞在期間 = 1年間の全てはカバーできません。たとえば出発の1か月前に国際運転免許証を取得した場合、ニュージーランドを出国する1か月前には現地での運転できなくなってしまいます。

それを考えますとワーホリは現地の大使館や総領事館が発行する英語翻訳、自動車運転免許証抜粋証明の取得がベターです。

国際運転免許証の申請費用

国際運転免許証の申請費用は2500円前後、支払いは現金のみとしている都道府県がほとんどです。

都道府県によって数百円の差があります。

国際運転免許証の申請に必要な書類


通常、必要書類は以下の通りです。

国際運転免許証の申請に必要な書類
  • 日本の運転免許証原本
  • パスポート原本
  • 証明写真1枚(5cm×4cm、6か月以内に撮影されたもの)
  • 手数料、2500円程度
  • (お持ちであれば、ビザや航空チケットなど)
  • (お持ちであれば、古い国際運転免許証)
  • (都道府県によっては認印)

申請の詳細は各都道府県によって多少異なりますので、事前に各都道府県警もしくは各運転免許試験場までお問い合わせ下さい。

申請から発行までの時間

申請した日に即日発行されます。

国際運転免許証の申請方法

国際運転免許証の申請方法

国際運転免許証はお住まいの地域の運転免許試験場、運転免許証交付センター、また都道府県によっては指定警察署でも申請を受け付けています。以下に参考例として、東京都での申請の流れをご紹介いたします。

東京都で国際運転免許証を申請する方法

まずは警視庁のサイトから、申請の手引きを確認します。

現在の申請先は運転免許試験場(府中、鮫洲、江東)と新宿運転免許更新センター(神田、新宿)となっています。

さざんくろす君

コロナ前は世田谷の指定警察署などでも受け付けていたのですが、今は試験場と更新センターのみです。日によってはとても混雑していますので、ご注意ください。

必要書類は「日本の有効な運転免許証原本」、「パスポート原本」、「証明写真1枚(5cm×4cm、6か月以内に撮影されたもの)」、「手数料、2350円」です。また証明写真は当日にセンター内の証明写真機で撮影可能です。

まずは受け付けで申請書に必要事項を記入 ⇒ 手数料の支払い ⇒ 写真を添えて申請 ⇒ 混んでなければ10~20分程度で発給されます。正直、特に書くことが無いくらい手続きは簡単です。

国際運転免許証の注意事項

ニュージーランドではIDになりません

国際運転免許証はIDとして認められていません

NZではお酒やタバコを買う際などに年齢確認のためIDの提示を求められますが、国際運転免許証はIDとして認められていません。

ですから日本の運転免許証と併せて提示したとしても、お酒やタバコは買えません。

ニュージーランドでの無免許運転の罰則

前述の通り、ニュージーランドでは国際運転免許証だけでは運転できません。国際運転免許証は日本の運転免許証のサポート書類という位置付けですので、国際運転免許証だけの運転は無免許運転と同等に処理されます。

ニュージーランドでの無免許運転の罰則

ちなみにニュージーランドで無免許運転をした場合、400ドルから1000ドルまでの罰金刑に科せられます。またニュージーランド警察は無免許で運転していた車両を28日間、所有者の費用負担で押収する権利があります。ですからレンタカーを無免許で運転した場合は1か月の延滞金が発生する可能性があり、罰金と合わせてかなり高額の負担になる可能性があります。

その他、無免許運転で起こした事故は基本的に保険の支払い対象にはならない点にもご注意ください。

ワーキングホリデーならば現地で翻訳がベターです

前述の通り、国際運転免許証は有効期限が1年しかありませんので、ワーキングホリデーのMAX滞在期間 = 1年間の全てはカバーできません。たとえば出発の1か月前に国際運転免許証を取得した場合、ニュージーランドを出国する1か月前には現地での運転できなくなってしまいます。

「自動車運転免許証抜粋証明」が、日本の運転免許証の翻訳書類として認められています

ですからワーキングホリデーで12か月まるまる滞在するご予定であれば、現地の日本国大使館や総領事館が発行する「自動車運転免許証抜粋証明」の取得がベターです。

こちらであれば「ニュージーランド国内でのみ有効」ではありますが、「ニュージーランド到着日から1年有効」というメリットを得られます。

ちなみに発行手数料は30ドル前後、交付まで3営業日程度掛かります。

ワーキングホリデーの滞在であれば原則、こちらがベターです。NZ到着後すぐに申請 ⇒ 入国日から1年間の運転が可能です。

日本の運転免許証をニュージーランドのライセンスに書き換える

日本の運転免許証をニュージーランドのライセンスに書き換える

また現地で翻訳書類や申請書を提出すれば、ニュージーランドの運転免許証を取得できます。

ただし日本の運転免許証の有効期限や発行日に関する条件があり、申請から発給まで時間が掛かり、更に費用も掛かりますので(ざっくり、1万円程度です)、これはワーホリ後もNZに残るなど、1年以上の長期滞在で選択肢になってきます

「ニュージーランド滞在の記念として」や「煙草やアルコールを頻繁に買うのでIDとして」、NZの免許を取得する方もいらっしゃいます。

国際運転免許証のまとめ

国際運転免許証は便利ですが、「発行から12か月」という有効期限がネックです。ですからワーホリで12か月の滞在をお考えの場合は現地で自動車運転免許証抜粋証明を取得する方がベターですし、また滞在が12か月を超える場合はニュージーランドの運転免許証の取得が選択肢になります。

以上を踏まえつつ、ご自身の滞在プランにあった運転免許証を考えていきましょう。

国際運転免許証のまとめ