ニュージーランド入国審査での注意点

ニュージーランド入国審査での注意点

ニュージーランドの入国審査と税関は、事前の準備が大切です。
「悪いことは何もしていないし、やましい点もないから大丈夫」
というものではありませんので、以下の内容やニュージーランド移民局、税関の公式サイトを参考にご準備ください。

ニュージーランド入国時に聞かれる、滞在資金の証明について

ニュージーランドに入国する方は規定により、以下に相当する生活資金を所持していなければなりません。そしてもしも入国審査官から要請があった際には、それをきちんと証明する義務があります。

  • ワーキングホリデーであれば4200ドル相当
  • 訪問者ビザは1か月あたり1000ドル相当(滞在中の全期間で宿泊施設の予約がある場合は400ドル/月)
  • 学生ビザは1か月あたり1250ドル相当、36週以上であれば15000ドル相当、1年以上の滞在は15000ドル/年で計算

これらはビザ発給要件ですので、クリアーしていなければニュージーランドには入国できません
特にワーキングホリデーは生活資金を持たずに入国しようとして入国拒否されてしまうケースが多いので、十分にご注意ください。

正しいビザを持っていても、滞在資金をお持ちでないのなら入国拒否の対象です。
法的にビザは入国許可証ではなく「入国審査のサポート書類」である旨を、今一度ご確認ください。

ニュージーランドを出国するための航空チケットについて

また上記の生活費とは別に、ニュージーランドを出国するのに十分な資金(一般的には1000ドル程度)、もしくは復路航空チケットを所持していなければなりません。
これを用意できていない場合もやはり、入国拒否の対象となり得ます。

  • 「ニュージーランド出国用の航空チケット代金として1000ドル程度」 or 「復路航空チケット」
  • ただし訪問者ビザの場合はチケット代金ではなく、復路航空チケットの現物が必須です

ニュージーランド出国時の渡航ルートが第三国を経由する場合

ニュージーランドを出国するルートが「ニュージーランド ⇒ オーストラリア ⇒ 日本」という風に、第三国(この例でいえばオーストラリア)を経由する場合、その第三国のビザをニュージーランド入国時に取得していなければなりません。

つまり、「期日までに確実にニュージーランドを出国し、かつ、第三国からの受け入れ許可が見込める」という状況を作っておく必要があります。

ただしタイやマレーシアなど「事前のビザ申請が必要ない国」への出国であれば、ビザを準備する必要はありません。

学生ビザでの入国であっても、念のために証明書類を用意しておきます

上記を踏まえつつ学生ビザに関しては申請時に英文の滞在資金証明を提出していますので、発行されたビザの「The conditions of your visa: (ビザの条件)」欄に「Financial support evidence not required.(滞在資金を証明する書類は必要ありません)」と記載されるケースがほとんどです。

・・・が、それでも学生ビザ申請の際に提出した英文残高証明書のコピーを持っておけますと完璧です。入国審査では何があるか分かりません。

ニュージーランド滞在中の生活費を所持している旨を証明する方法

次に所持金の証明方法ですが、証明の為にニュージーランド・ドルの現金を事前に用意する必要はありません
あくまで「相当額」の証明を求められていますので、日本円を持っている旨を証明できれば問題ありません。

その他、アメリカドルやオーストラリアドル、ユーロやポンドであっても、「規定に相当する額」を証明できるのであれば問題ありません。

また相当額は以下の書類の組み合わせで証明するのが一般的です。

  • 日本の銀行が発行した英文の残高証明書(残高は日本円でOKです
  • 日本の銀行口座の直近の残高を確認できる書類、もしくはオンラインバンキングで残高が確認できるページをスクリーンショットで撮影 ⇒ 印刷したもの
  • クレジットカードや海外キャッシュカードと、その利用可能枠を証明できる書類
  • 支払い済みのホームステイ代金(学校からの計算書及び領収書が必須) and
    ホームステイ先の住所と電話番号、ホストの氏名
  • 日本への航空チケット【訪問者ビザ(ビザ無し)の場合は必須】 or
    学生ビザやワーホリビザで片道航空券での入国の場合、「復路航空チケットの購入代金として1000ドル程度の余剰資金があり、且つ、復路航空チケットを買う意思がある」
  • 入国時にニュージーランド・ドル、日本円、その他の通貨を現金で所持している

ただし一番最後の現金の持ち込みはセキュリティ的にNGです。
もしも移動中に紛失した際には打つ手がありませんので、これは選択肢から外します。

またこれと合わせて、ニュージーランドへの資金持ち込み方法をご確認下さい。
賢く計画することで、10万円あたり3~5千円の節約に繋げられます。大きいです。

またリストにある通り、学校が発行した領収書及び計算書に記載されたホームステイ代金は、現地生活費として認められます

ですから例えばワーキングホリデーで往復チケットでの渡航 + ホームステイで1000ドルの支払いがある場合、(生活費4200ドル – 既に支払ったステイ代金1000ドル)= 3200ドル相当の資金所持で条件をクリアーします。

以上を踏まえつつ、この中で一番確実な書類は、日本の銀行が発行した英文の残高証明書です。

これとホームステイ代金の領収書を合わせて規定の金額を超えていれば、まず問題にはなりません。ですから原則としては、英文の残高証明書の取得でお考え下さい。

改めまして、所持金の証明はニュージーランド・ドル建てではなく、日本円建ての残高でOKです。具体的には「567890円」といった表示で「規定の【相当額】以上」を確認できれば問題ありません。

ちなみに英文の残高証明書の発行は数日から1週間程度掛かります。また値段は7~800円/1通といった所です。
基本的には出発の3~4週前に銀行で詳細を確認 ⇒ 出発の1週前に作成、という流れがベストです。

生活資金の証明は「事前に準備している姿勢」がとても大切です

入国審査で生活資金証明の提示を求められないケースも多々ありますが、だからといって「用意しなくて良い」ということではありません。事前準備をしなかった為に移民局の規定を軽視していると取られてしまった場合は、重大なマイナス要素になってしまいます。

ですからもしも英文の残高証明書を用意出来ない場合でも最低限、「クレジットカード」、「クレジットカードの明細書」、「日本の銀行のオンライン・バンキングで【出発の数日前の残高】と【名義人】を確認できる画面を印刷したもの」、「オンライン・バンキングが利用出来ない場合は通帳の名義と直近の残高が確認出来る部分をコピー」等をご用意下さい。

厳密な取り調べになった場合には、日本語の通訳を依頼できます。

ニュージーランド税関の、タバコやお酒の免税の範囲

ニュージーランド税関の、タバコやお酒の免税の範囲

現在、ニュージーランドへのたばこの持ち込みは50本までです。
それ以上の持ち込み分は申告が必要であり、高い税金が掛かりますのでご注意下さい。

同様にアルコールはワイン6本(4.5リットル)、もしくはビール12缶(4.5リットル)、もしくはウィスキーなど3本(最大で1本1125ml)までとなっています。

ニュージーランド税関でのスマートフォン、携帯電話、パソコンの使用制限

ニュージーランド税関でのスマートフォン、携帯電話、パソコンの使用制限

テロや犯罪の防止、また審査官への逆恨みや報復を防ぐために、審査エリアでのパソコンやスマートフォン、携帯電話、カメラなどの使用は固く禁じられています

この点は非常に厳しく取り締まっていますので、出国ロビーに出るまで電子機器には一触らないようご注意ください。

またパソコンやスマートフォンに猥褻な動画や画像が入っている場合、入国拒否や起訴されてしまうケースがあります。
心当たりがある場合はキャッシュを含め、日本を出発する前に全てのファイルを削除しておきましょう。

ニュージーランド税関で足止めになった場合

税関職員からの厳密な荷物チェックがあった場合、通常は1~2時間の足止めとなります。
その場合は空港お迎えスタッフを待たせる事になりますが、特に気にする必要はありません。空港お迎えスタッフはそういったケースに慣れています。

また全ての検査が終わって空港ロビーに出た後は、それが予定の何時間後であっても空港お迎えスタッフを探してみて下さい。
その上で、そこで誰も居ないようならば弊社もしくは英語学校の専用の電話番号にお電話下さい。改めてスタッフが空港にお迎えにあがります。

入国管理官、税関職員からの取り調べを受ける際の注意点

入国管理官や税関職員からの取り調べを受けている状況で、空港お迎えスタッフや弊社スタッフに連絡を取るために携帯電話を使った場合、その点も追加で取り調べになる可能性が高いです。
くれぐれも通信機器の使用は空港ロビーを出た後でという点にご留意下さい。

また別室での検査では電話での日本語通訳を頼めますので、質問されて分からない点は無理に答えようとはせず、落ち着いて日本語通訳をリクエストしましょう。

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