お急ぎの方はこの記事の結論、各ビザごとのおすすめプランをご確認ください。
ニュージーランドの現地保険Orbit(オービット)はビザの種類や滞在目的によって加入すべきプランが変わります。
また携行品に保険をかけるかどうか、現地でファーム系仕事をするかどうかや、ワーホリで到着後の何か月か英語学校に通うかどうかなどでも、おすすめのプランが変わります。
つまり状況を把握していないと目的から外れたプランに加入してしまう可能性があります。
以上を踏まえ、このページでは典型的なNZ渡航パターンを例にあげておすすめの保険プランをご紹介していきます。
まず、Orbit以外のニュージーランドの現地保険は忘れてしまってOKです
「あれ?現地の保険ってOrbit(オービット)だけなの?ユニケアっていう保険も聞いたことがあるんだけど・・・」
という方は以下の記事をご確認ください。ニュージーランドの現地保険、Orbit保険とユニケア保険、サザンクロス保険のメリットとデメリットを詳しくご紹介しています。
結論としてユニケア保険やサザンクロス保険はOrbitの下位互換ですので、忘れてしまってOKです。
学校からユニケアやサザンクロス保険を指定されている場合
公立高校留学や国立大学留学では入学時に学校指定の保険に加入するよう指定されることがありますが、その場合でも「Orbitでもいいですか?」と聞けば7割方OKが出ます。
同様に英語学校や留学エージェントが保険を指定することもありますが、こちらは「自分でOrbit保険に入ります」と言えば、ほぼ確実にOKが出ます。断られることはまずありません。
ちなみに学生プランはNZ教育省が各社のプラン内容を管理していますので、値段以外に違いはほぼありません・・・が、唯一Orbit社だけが「携行品補償のない、Liteプラン」を販売しています。
そしてこのLiteプランにクレジットカード付帯の保険を組み合わせれば「医療費は無制限補償 + 携行品はクレカ会社が補償」という状況を作れます。
つまりOrbit保険はLiteプランという選択肢がある分、他社より有利なのです。
いずれにせよ学校がユニケアやサザンクロス保険を指定している場合でも担当者に声を掛け、積極的にOrbitを利用するのをおすすめします。
携行品補償のあるプランも掛け金が安く、保険金の請求も簡単なのでOrbitがおすすめです。
Orbit保険のプランの種類
Orbit保険には一般プラン(Experience NZ)、学生プラン(International Student)、ワーキングホリデープラン、シーズナルワーカープランの4種類があります。
しかしワーキングホリデープラン は医療費が25万ドルまでしか補償されませんので、選択肢から外れます。
またシーズナルワーカープラン(季節労働者プラン)は Recognised Seasonal Employer Limited Visa で就労する、農業ガチ勢向けのプランです。
以上より実際に選択肢になるのは一般プランと学生プランの2種類だけです。
それで観光ビザ、学生ビザ、ワーホリビザ、就労ビザの全ての滞在パターンをカバーできます。
ちなみに永住権保持者と市民権保持者はOrbit保険に加入できませんので、ご注意ください。
追記:Orbitのワーキングホリデープランを回避すべき理由
ワーホリプランが選択肢にならない理由は、 医療費の補償額に上限が25万ドルに設定されているためです。やはりこれでは足りません。
この点はサザンクロス保険のデメリットでも触れましたが、NZでは救急車に乗るだけで800ドルかかりますし、CTスキャンも500~1000ドル/回、集中治療室は6000ドル/日前後かかります。
つまりニュージーランドで倒れた場合、「精密検査&集中治療室に1泊」するだけで100万円以上かかる可能性があります。
ですから例えば「集中治療室に2週間、手術が3回、全部で6か月の入院」といった場合、25万ドルの補償では足りずに数百、数千万円の借金が残ってしまいかねません。
Orbit ワーホリプラン、掛け金と高額医療保障の関係
簡単に言えば医療費が無制限補償の一般プラン(Experience NZ)は「 医療費が無制限補償のワーホリプラン」です。
そして掛け金はワーホリプランの1.5~2倍、たとえば12か月の加入でワーホリプランは342ドルなのに対し、一般プランLiteの掛け金は560ドル、また後述するファーム特約を付けると672ドルです。
ワーホリプラン | 一般プランLite | 一般Lite特約付き | |
---|---|---|---|
1か月 | 72ドル | 122ドル | 147ドル |
3か月 | 132ドル | 230ドル | 276ドル |
6か月 | 204ドル | 340ドル | 408ドル |
12か月 | 342ドル | 560ドル | 672ドル |
上記の通り、ワーホリプランは高額医療費のリスクを利用者側に残すことで掛け金を半額にしています。
つまり保険会社からしてみれば、25万ドルを超える治療費を払わないで良いのなら掛け金は半額で十分なのです。
そしてだからこそ補償額に上限のあるワーホリプランはおすすめしません。一般プランに加入すべきです。
やはり「大きなリスクこそ保険会社に補償してもらう」のが基本です。
保険会社の掛け金の設定はかなり冷酷でシビアです。掛け金が半額になるというのは毎年それだけの高額医療費が発生しているということですので、この点は甘く見ないでおきましょう。
「賢い節約」と「無理な切り詰め」の境界線
結論として保険は「安心を幾らで買うのか?」という話になるのですが、そもそも「一般プランLite・ファーム特約 / 1年」でも672ドル、日本円で5~6万円です(1NZドル=75~90円で計算)。
そして日本の海外旅行保険は医療費無制限補償ですと掛け金は1年で25~30万円ですので、Orbitを選択した時点ですでに賢く節約できています。
つまりこのページにたどり着いた時点ですでに、20万円は得しています。
そして一般プランは「医療費の補償額が無制限」=「海外の高額医療費への不安が消える」という精神的なメリットがあり、現地での生活にも余裕が生まれます。
それに対してワーホリプランを選ぶというのは「2.5万円を節約するために1年間の不安を受け入れる」ということでもあります。
つまりワーホリプランは「不安とリスクを背負わされる状況」、それを考えるとワーホリプランは「賢い節約」ではなく「無理な切り詰め」と言えそうです。
Orbit保険のプランの選び方
改めまして、Orbitで利用するのは一般プランと学生プランの2種類です。
そしてまず第一に、就学期間中は学生プランで一択です。ですから学生ビザでの滞在であれば、学生プランで確定です。
次に観光ビザ(ビジタービザ、訪問者ビザとも言います)やワーホリビザ、それから就労ビザ保持者は一般プランで一択です。
ただし気になるのは観光ビザやワーホリビザで就学するパターン、この場合は学生プランと一般プランを組み合わせて加入しますので、日本からは学生プランにだけ加入しておけばOKです。
ワーキングホリデーでNZ到着後に就学する場合の保険プラン
たとえばニュージーランド到着後に3か月の就学を予定している場合は、3か月だけOrbitの学生プランに入っておけばOKです。残りの9か月の一般プランは現地到着後、学校のパソコンやスマホから加入できます。
また現地で留学期間を延長する場合も、現地でその分だけ学生プランを延長できます。
携行品補償はクレカ付帯保険と合わせて考えます
次に携行品の補償について、学生プランも一般プランも「補償なし」と「補償あり」でLiteとPrimeに分かれます。
学生プラン | 一般プラン | |
---|---|---|
携行品補償なし | 学生プラン Lite | 一般プラン Lite |
携行品補償あり | 学生プラン Prime | 一般プラン Prime |
そしてクレジットカード付帯の無料保険を利用できる場合、学生プランでも一般プランでも「携行品補償なしのLiteプラン」がおすすめです。
たとえば「ワーホリで高価なものを持っていかない」のならば「一般プラン Lite に1年加入 + 最初の3か月だけクレカ保険で携行品をカバー」のコスパが良すぎます。
一般的にクレジットカード付帯保険は「補償期間は日本出発から3か月」が多く、またカードによっては「旅行代理店で航空チケットをカードで購入していること」などの条件が設定されています。
クレジットカード付帯の無料保険の内容 / 適用条件についてはカード会社の公式サイトをご確認ください。たとえば楽天カードであればこちらで詳細をチェックできます。
新型コロナ以降、どのカード会社も保険の適用条件を厳しくしています。以前には無かった条件も増えていますので、必ず最新の情報をご確認ください。
携行品保障のあるOrbit Primeプランが選択肢になるケース
以上より「携行品補償なしのLiteプラン」がおすすめなパターンは「3か月未満の滞在でクレカ保険を適用できる」、「高価な荷物を持っていかない」ケースです。
そして「携行品補償ありのPrimeプラン」がおすすめなパターンは「カメラや楽器など高価なものを持っていく」、「クレカ保険のために航空チケットを購入すると逆に高くなる」、「クレカ保険の適用条件を調べるのが面倒くさい or 適用条件をクリアできないかもしれないので不安」、「初めての海外旅行だし、保険は最大限つけておきたい」といったケースです。
とりあえず携行品の掛け金は地味に高いので、長期滞在をされる方ほど「携行品補償なしのLiteプラン」が視野に入ります。
しかし何かしらの不安がある場合、MAXで補償がつくPrimeプランにしておけば間違いがありません。
学生Lite | 学生Prime | 一般Lite | 一般Prime | |
---|---|---|---|---|
1か月 | 68ドル | 95ドル | 122ドル | 182ドル |
3か月 | 150ドル | 210ドル | 230ドル | 334ドル |
6か月 | 289ドル | 364ドル | 340ドル | 497ドル |
12か月 | 560ドル | 665ドル | 560ドル | 824ドル |
とりあえずNZはめちゃくちゃに盗難が多かったりしますけど、携行品は割と「お好きなように」な部分です。高価なモノがない&「大丈夫、たぶん盗られない!」ということでLite加入でもいいですし、Primeで安心を買ってもいいですし。
いずれにせよ携行品の補償は医療費に比べて重要度が低いので、最終的にはどちらでも構いません。
結論としては繊細 or 慎重な方や初海外は補償ありのPrimeプラン、楽観派はLiteプランで良いと思います。
プランの選び方、ここまでのまとめ
- 学生ビザなら学生プラン
- それ以外のビザは一般プラン
- ワーホリプランは選択肢から外す
- ワーホリや観光ビザでも到着直後に就学するなら学生プラン
- (学生プランは現地で延長可)
- (卒業前にスマホから一般プランに加入できる)
- クレットカード付帯保険を利用できるならLiteプラン
- (クレカ付帯保険はコロナ前に比べて適用条件が厳しめなので注意)
- 携行品の補償もつけるならPrimeプラン
・・・と、だいたいこんな感じです。
そして残る選択肢は一般プランのファーム特約の説明です。学生プランをご利用の方はこれを飛ばして経験者が過去に選んだベストプランにお進みください。
Orbit社の一般プラン、ファーム特約(Manual Work Cover)について
ワーキングホリデービザや就労ビザをお持ちの方で、デイリーファーム(Daily Farm = 畜産系・酪農系ファーム)や工事現場などの危険度の高い職に就く場合はファーム特約(Manual Work Cover)をつける必要があります。
そしてファーム特約の料金は「Liteプラン掛け金の2割相当」、例えば12か月のファーム特約は560ドル@2割=112ドルです。
ただしファーム系であってもホーティカルチャー(Horticulture = 園芸ファーム)での就労は基本プランの補償対象内ですので、ファーム特約をつける必要はありません。
またその他の一般的な職業、例えば販売店やホテルやバックパッカーでの就労、事務職、レストランやカフェでの就労なども、ファーム特約をつける必要はありません。
フルーツ・ピッキングや園芸系のお仕事であっても、ファームに小さなデイリーファームが併設されている場合は就労オプションをつける必要があります。とりあえずこの点は事前にどうなるのかが分かりませんので、少しでもファームで働く可能性がある場合はファーム特約をつけておきましょう。
倉庫作業でフォークリフトを使うケースなどはグレーゾーンですが、万が一の際が怖いので少しでも懸念がある場合はファーム特約をつけておきましょう。
上記を踏まえつつ、ファーム特約なしとありの掛け金は以下のようになります。
一般Lite | 一般Lite(特約付) | 一般Prime | 一般Prime(特約付) | |
---|---|---|---|---|
1か月 | 122ドル | 147ドル | 182ドル | 207ドル |
3か月 | 230ドル | 276ドル | 334ドル | 380ドル |
6か月 | 340ドル | 408ドル | 497ドル | 565ドル |
12か月 | 560ドル | 672ドル | 824ドル | 936ドル |
結論としてワーホリであれば1年の掛け金は560~936ドル、日本円だと5~9万円といったところです。
またプランとしては「一般Lite ファーム特約あり(672ドル)」と「一般Prime ファーム特約あり (936ドル) 」に加入される方が多く、その2つで全体の7~8割程度になります。
そして現地で働く予定が無い方、美容師さん、調理師さん、事務職やツアーガイドの仕事で確定している方たちが全体の2~3割程度で、「一般Lite ファーム特約なし(560ドル)」を選ばれています。
経験者が選んだ人気プランを参考にする
以上より滞在条件によるおすすめプランの振り分けは以下のようになります。
ファームで働く | ファームで働かない | |
---|---|---|
携行品補償あり | Prime / 特約付き | Prime / 特約なし |
携行品補償なし | Lite / 特約付き | Lite / 特約なし |
それでは以下、各ビザごとの人気プランをご紹介します。
【ワーキングホリデー】で英語学校には通わず、ファームで働く可能性が少しでもあるケース
医療補償は無制限の安心を買いつつ、荷物の補償はなくてもいいという方向け
まず第一にファームで働くかもしれないので特約は必須です。
そしてクレジットカード付帯の保険で携行品補償をまかなえる or 荷物に高いモノがないのなら「一般プランLite(携行品補償無し) / ファーム特約あり / 12か月」がおすすめです。
これであれば掛け金は672ドル=5.4~6.1万円/年(1NZドル=80~90円で計算)と激安、それなのに医療費は無制限補償ですので、安心してニュージーランド生活を楽しめます。
その上で荷物の紛失はクレジットカード付帯の無料保険を利用します。
ワーキングホリデーですとこれをお選びになる方が一番多いです。
結論:ワーホリで節約派なら一般Liteプラン、ファーム特約をつけておく
結論:携行品(荷物)はクレカの無料保険を利用して賢く節約!
クレジットカード付帯保険は「日本出発から3か月まで」というケースがほとんどですが、荷物の紛失や盗難はNZ到着直後に集中しますので、なんだかんだでクレカ保険は役に立ちます。
それに加えて荷物の補償もつけ、考え得る限り最大の安心を確保しておきたいケース
そしてほぼ同率の鼻差で2位が「一般プランPrime(携行品補償あり) / ファーム特約あり / 12か月」の盛り盛り最強パターンです。
具体的には「今回が初めての海外旅行」or「携行品の補償、クレカ保険の90日だと足りない気がする」or「とにかく最大限の安心を確保しておきたい場合」はこちらのプランがベストです。
掛け金は936ドル=7.5~8.4万円/年(1NZドル=80~90円で計算)、それでファームでもどこででも働ける & モノを失くしても補償されるという、ニュージーランドの現地保険で最大の補償内容が適用されます。
結論:ワーホリで最大の安心を求めるなら一般Prime、ファーム特約もつけて最強に
【ワーキングホリデー】で英語学校には通わず、ファームで働く可能性が絶対に無いケース
現地で美容院やツアーガイドの職が決まっているなど、ファームで働く可能性がない場合はファーム特約無しで考えます。
また携行品補償もなしにするなら「一般プランLite(携行品補償なし) / ファーム特約なし / 12か月」のプランになります。
このパターンであれば掛け金は1年で560ドル =4.5~5.0万円(1NZドル=80~90円で計算)と破格です。
それでいて医療費が無制限補償なので安心度はMAX、コスパ最高です。
そして「今回が初めての海外旅行でファームでは働かない」のなら携行品補償もつく一般プランPrimeを選択 ⇒ 掛け金は824ドル=6.6~7.4万円/年がおすすめです。
結論:ファームで働かないならファーム特約は無しでOK、 一般Liteか一般Primeのお好きな方で
【ワーキングホリデー】で最初に数か月就学する場合の保険プラン
日本からは就学期間をカバーする学生プランにだけ加入 ⇒ 卒業後の一般プランは学校のパソコンから加入します。
またワーホリ留学ですとクレジットカード付帯の無料保険を利用する方が多く、結果として 「学生プランLite(携行品補償なし)」を選ばれるケースが多いです(全体の7割程度)。
ただし学生プランの携行品補償は安いので、携行品補償のある学生プランPrimeも選択肢です。
学生Lite | 学生Prime | |
---|---|---|
1か月就学 | 68ドル(0.4万円) | 95ドル(0.6万円) |
2か月就学 | 129ドル(1.2万円) | 179ドル(1.6万円) |
3か月就学 | 150ドル(1.4万円) | 210ドル(1.9万円) |
6か月就学 | 289ドル(2.6万円) | 364ドル(3.3万円) |
新型コロナ後はクレジットカード付帯の無料保険が利用しづらくなったので、学生プランPrimeに加入する方が増えています。
結論:ワーホリで就学するなら学生Liteか学生Prime、就学期間だけ加入しておきます
結論:ワーホリの場合、残りの期間は卒業前に学校のパソコンから一般プランに加入します
【学生ビザ】、【訪問者ビザ( or ビザなし渡航)】で就学する場合のおすすめ保険
学生プランLite、携行品補償なしを選ぶ方が多いです。
ただし学生プランの携行品補償は掛け金が安いので、携行品補償ありを選ぶ方も半数程度いらっしゃいます。
特に3か月以上の留学であれば7割を超える方がPrimeの携行品補償ありを選んでいます。
学生Lite | 学生Prime | |
---|---|---|
1か月就学 | 68ドル(0.4万円) | 95ドル(0.6万円) |
2か月就学 | 129ドル(1.2万円) | 179ドル(1.6万円) |
3か月就学 | 150ドル(1.4万円) | 210ドル(1.9万円) |
6か月就学 | 289ドル(2.6万円) | 364ドル(3.3万円) |
12か月就学 | 560ドル(5.0万円) | 665ドル(6.0万円) |
結論:学生ビザでの滞在は学生プランで一択、LiteかPrimeのどちらでもOK
【訪問者ビザ( or ビザなし渡航)】で3か月未満の観光旅行をする場合
クレジットカード付帯の無料保険で携行品の補償がある場合、「一般プランLite(携行品補償なし) / ファーム特約無し / 滞在期間をカバーする申し込み期間」でOKです。
それで医療費は無制限補償、安心して旅行を楽しめます。
しかし折角の旅行ですから携行品補償も含めて最大の安心を確保しておくのも一つの手です。
荷物が心配 or 掛け金の差にそこまで負担を感じないのならば「一般プランPrime(携行品補償あり) / ファーム特約無し / 滞在期間をカバーする申し込み期間」 にしておきます。
一般Lite | 一般Prime | |
---|---|---|
1か月滞在 | 122ドル(1.1万円) | 182ドル(1.6万円) |
2か月滞在 | 184ドル(1.7万円) | 267ドル(2.4万円) |
3か月滞在 | 230ドル(2.1万円) | 334ドル(3.0万円) |
結論:観光旅行はファーム特約なしでOK
結論:そもそもの掛け金が安いので、Primeを選ぶ人も多いです
【就労ビザ(Work Visa)】で滞在する場合の保険
ワーキングホリデーの後、就労ビザなどでニュージーランドに残る際の保険もOrbitで間違いありません。
繰り返しになってしまいますがユニケアは一時帰国で契約が強制解除、SCTI(サザンクロス)社は医療費補償額の上限が最初の3週は1万ドルしか無いので選択肢になりません。
以上より就労ビザでの滞在中も「 一般プランLite(携行品補償なし) / ファーム特約無し / 滞在期間をカバーする申し込み期間」がおすすめです。
この場合の掛け金は1年で560ドル =4.5~5.0万円(1NZドル=80~90円で計算) です。
ただしファームや第一次産業で働く場合はファーム特約をありにする必要がありますし、また楽器やカメラなど高価な携行品がある場合は携行品補償ありも視野に入ります。
この点、詳細は以下にまとめましたのでご確認ください。
おすすめプランの結論はここまでです。他のページから飛んできて「NZの現地保険ってこんなに安いの!?」と思った方は、のんびりと本記事を最初から読んでみてください。
Orbit社の保険の日本語パンプレット
現在、日本語版のパンフレットはありません。
旧パンフレットを参考にしながら、正確な内容は最新版の英語版パンフレットをご確認ください。
Orbit一般プランの注意点、免責について
一般プランの治療費補償項目には75ドルの免責があり、この額までは全額自己負担 & この額が最大の自己負担となります。
ですから例えば500ドルの治療を1度受けた場合の自己負担は免責額(=75ドル)のみですし、同様に100万ドルの治療を受けた場合も自己負担額は75ドルだけで残りの99万9925ドルは保険会社の負担です。
ちなみに学生プランには免責がありません。
ただし逆に50ドルの治療を10回を受けた場合は500ドル全額が自己負担になります。
例えば風邪が長引くなどで「先週から今週にかけて150ドルの治療を3回した」場合、自己負担は75ドルで済む場合がほとんどです。しかし例えば「1月の風邪で150ドル、5月の風邪で150ドル、8月の風邪で150ドルの治療を受けた」場合、自己負担は75ドル@3回になります。
保険加入期間について
学生プランは「日本出発の前日」から「コース修了の1週間後」で加入しておきます。この点、詳細はこちらをご確認ください。
観光ビザであれば「日本出発の前日」から「日本到着の2~3日後」で加入しておくと間違いありません。
ワーホリでの滞在であれば「日本出発の前日」から最長の1年で加入します。また1年以内に帰国する場合は「日本出発の前日」から「ニュージーランド出国予定日+1週間」で加入しておきます。
その他、ワーホリで最初は就学する場合は「日本出発の前日」から「コース修了日+1週」で加入しておくと良いでしょう。
Orbit社の保険の申し込み方法
Orbit保険は公式ページから申し込めます。全手順を日本語に翻訳しましたので、以下をご確認ください。